ジル資料の書籍版(新時代のキャリアコンサルティング)を購入しました。

キャリアコンサルタント試験の基本書(参考書)として皆様にオススメしている、名付けて「ジル資料(PDF)」。

正式には「資料シリーズ No.165 職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査」という名前なのですが、タイトルが長いため、発行元の「独立行政法人労働政策研究・研修機構」の英略称から、ジル(JIL)資料と、勝手ながら呼ばせて頂いています。

そして今回、その書籍版である「新時代のキャリアコンサルティング」を実際に購入しました。以前にもお寄せいただいた情報を共有しましたが、今回再度お問合せも頂きましたので、私も現物を入手し確認しました。

内容は一緒なの?どうなの?と気になっている方も多いと思いますが、内容は、上記資料とほぼ同様です。

おいおい、『ほぼ』ってなんだよと、みなさん思われたでしょう。

下記に違いをまとめました。

【書籍版とPDF版の相違点】

・書籍版には巻末に索引が掲載されています。←一番の違い!

ま、ま、あった方が便利です。が、この資料は辞書的に使うよりも、内容理解のために読む込む性格が強いものなので、索引はマストとまでは言えません。

・「はじめに」の内容が若干違うのと、書籍版には「おわりに」がありますが、インプットすべき学習内容には全く影響はありません。

・書籍版のページ数は238ページ、PDF版は179ページと異なります。その一番の理由は判型(用紙サイズ設定)の違いによるものです。

書籍版はA5版でコンパクトでハンディなサイズ、PDF版は標準の設定でA4版です。

・書籍らしく見出しの囲みや網掛けの装飾がありますが、内容や学習上の影響は全くありません。(JILのページに紙面サンプルがあります)

・項目数は同様で、各ページの内容も、いくつかの節の文言を突き合わせたところ同様です。

結局のところ、ジル資料+索引+A5判で印刷製本=新時代のキャリアコンサルティングといったところです。

PDF版ではスマホやタブレットなどで見られる魅力があります。

紙で学習したい、という場合には、PDFをプリントアウトすることもできますが、かなり枚数がありますので、その印刷コストを考えると、書籍版を購入するのも、それほど高くはないのかな、とも思います。A5判でカバンにも入れて持ち歩けるサイズは良いコンセプトです。内容は素晴らしいです。

学習するシーンや好みに応じて、検討しましょう。

ただし、書籍版は大型書店では在庫があまり無く、Amazonでも時折、品切れとなっています。

なお、直接、JILに注文をすることもできます。直接購入の場合には、サイトの注文フォームでお申し込み(送料はかかります)、もしくは上石神井にあるJILへ直接出向いて購入することもできるようです(送料がかからないだけでなく、1割引とのこと)。

書籍版を活用したいという方は下記にてご確認ください。紙面サンプルもご覧になれます。

なお、当サイトの過去問解説や一問一答などでジル資料の参照ページを付する場合には、従来どおり、PDF版のページ数を付すルールとしています。

新時代のキャリアコンサルティング・販売ページ(JIL)

 

             

4件のコメント

  • maverick

    いつも大変お世話になっています。私もこの本を購入し読み始めています。書籍名をWeb検索したら、ネットショップ(Amazon以外)で送料無料で購入できました。
    前回(第4回)の学科試験では痛い思いをしたので、今までの受講内容と試験勉強の補助資料として活用するるつもりです。
    また、
    余談ですが本書籍の「はじめ」に記載がある内容が今回の試験内容の傾向変化に関係しているのではとも感じました。年度が替わりこの傾向(難易度)が続くものと考え、
    試験勉強を続けたいと思います。
    今後とも引き続きご支援よろしくお願いいたします(感謝)

    • cocostudy

      maverickさん
      コメントおよびネット書店での定価販売の情報をありがとうございます。
      この資料は本当によくまとまっていて、勉強もしやすく、じっくり読むと、私自身もとても勉強になります。

      次回の合格を目指して、頑張っていきましょう。応援しています!!

  • 西村介延

    ぼくも、ネットでプリントしましたが、かさばるので、書籍版を購入しました。Amazonですが、2000円+税で買えましたよ。活用しております。

    • cocostudy

      西村介延さん
      コメントをありがとうございます。
      書籍版が定価購入できて良かったですね。読み込んでいきましょう。

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