相談過程全体の進行の管理に関する技能・知識【一問一答】

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相談過程全体のマネジメント・スキルに関する出題の出典は木村先生が中心ですが、支援の基本姿勢から常識的にアプローチできる選択肢も多いです。

(全7問)

Q1.キャリアコンサルティングのマネジメントについて、クライエントが、いまカウンセリング・プロセスのどの段階にいるかを常に把握するよりも、設定した目標が実行されることが何よりも大切である。

A1.×:どの段階にいるかを常に把握し、その段階に応じた適切なカウンセリングができるかどうかががマネジメント・スキルとして求められる。【木村先生④P225、⑤P229】

Q2.クライエントのジェスチャーや声の質・量も、問題をつかむための情報源である。

A2.○:視線、表情、ジェスチャー、声の質・量などが例としてあげられている。【木村先生④P225、⑤P229】

Q3.相談者の目標設定、方策の選択・実行の支援とともに、相談結果を自ら評価することも大切なことである。

A3.○:評価の主体や目的は様々であるが、自己及び他人による評価を行う。【木村先生④P225、P308、⑤P229、P302】

Q4.キャリアコンサルタントは、相談者の発言を傾聴し、受容的かつ共感的に理解することに努め、相談者自身が気づいていない問題には、関わる必要はない。

A4.×:気づいていない問題に焦点をあてることも必要である。

Q5.キャリアコンサルタントが行うカウンセリングプロセスにおける、「処置」にはリファーが含まれる。

A5.○:処置には、リファー、ケースワーク、スーパービジョン、コンサルテーション、具申などがある。【木村先生④P225、⑤P229】

Q6.キャリアコンサルティングでは、常に問題解決が求められるため、ラポールの形成や維持をするための努力は必要ない。

A6.×:ラポールの形成は、いわば事前段階(かかわり技法)といえ、不可欠のものである。【木村先生④P285、⑤P279】

Q7.相談過程全体におけるマネジメント・スキルとして、意味、問題、目標、感情などを意識化する手ほどき技法と、目標の明確化、行動計画の作成、スケジュールと強化法の設定などを行う意識化技法が求められる。

A7.×:手ほどき技法と意識化技法の内容が逆である。【木村先生④P225、⑤P229】

(全7問)