インフォーマル・アセスメント
Check Sheet
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インフォーマル・アセスメントの特徴
①標準化されていない | 信頼性、妥当性は保証されていない |
②追加的情報を得ることができる | クライエントを理解するための追加的情報 |
③さまざまな解釈をすることができる | 決まった解釈方法がないため |
④コストがかからない(場合が多い) | コンピュータで採点処理しないため |
⑤キャリアコンサルタント自身が作成できる | 必要なものを自分で作成 |
インフォーマル・アセスメントの種類
種類 | 特徴と活用方法 |
①チェック・リスト | リストアップしたものから選択してもらい、なぜそれを選択したのか質問する。項目を総計したりして特徴を把握する |
②カード・ソート | カードを用いて価値観などに優先順位をつける。興味の分野や仕事に対する知識を導き出す |
③ガイド・イメージ | リラックスして目を閉じて、理想的な職場の一日を想像してもらう。現実の世界から逃れ、長い間忘れていた興味や価値観を思い出す |
④強制選択 | グループで広めの会場がよい。2つのうちどちらかの選択項目を掲示して選択してもらい、説明してもらう、理由を話し合う。異なる理由で同じ選択や同じ理由で異なる選択があることを伝える |
インフォーマル・アセスメントの利点
①クライエントが不安を感じずに、キャリア選択や転職を考えることができる
②個人面談やグループ面談で、内容のある質問や議論をするための情報を得ることができる
インフォーマル・アセスメントの限界
①信頼性・妥当性が保証されていないため、正しく測定されるかわからない、カウンセラーとクライエントの関係により結果が変わるかもしれない
フォーマル・アセスメントと組み合わせるなどする
②主観が入りやすい
なるべく多角的に解釈する(自分の解釈の傾向を知っておく)