支援スキル
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アイビイのマイクロカウンセリングの支援スキルマイクロ技法の階層表
かかわり行動(4つ)
①視線 ②身体言語 ③声の調子 ④言語的追跡
かかわり技法(7つ)
①クライエント観察技法 | 非言語や言語のコミュニケーション |
②質問 | 開かれた質問と閉ざされた質問 |
③はげまし | 語りを促す技法。がんばれ!ではない。時には沈黙も |
④いいかえ | ≠復唱。支持的に介入する |
⑤要約 | 長い時間の話をまとめる、フィルターを排した正確な要約 |
⑥感情の反映 | 感情の要約という。感情の命名、「今ここ」の感情 |
⑦意味の反映 | 意味の探求。意味づけ。 |
焦点の当て方(当てる対象は7つ)
焦点の当て方 | ①クライエント |
②話のテーマ | |
当てる対象 | ①クライエント |
②主題 | |
③他者 | |
④2人(CL&CC)またはグループ | |
⑤キャリアコンサルタント(CC) | |
⑥文化的、環境的内容 |
積極技法
①解釈・リフレーミング | リフレーミングは再定義のこと。意味の反映(かかわり技法)とは異なり、カウンセラーが積極的な新たな意味をつけ、伝える |
②フィードバック | I(あい)メッセージで伝える(私は~)。決めつけはしない、具体的かつ明確に。 |
③情報提供 | 明確で具体的、新鮮な情報(事実)を。 |
④自己開示 | 適切な自己開示は信頼関係を築くうえで効果的。「私」という一人称で自分のストーリーとして簡潔に、正直に語る |
その他 | 指示、論理的帰結、助言、説明、教示、意見、示唆、対決(非審判的態度) |
対決(直面化)
「矛盾を抱えた状態や前に進めない感覚でいるクライエントに対して、人としての可能性を発揮できるよう起動されるのが対決です」アイビイ2003
・対決の目的①課題を糧に自分自身の成長を実感できるようにする、②クライエントの物語を再構成する
・対決のスキル個別のスキルではなく、技法を組み合わせて取り組む
・対決のステップ
①混乱したメッセージ、矛盾、不一致などに注目
②①で注目した点についてクライエントに伝える
③自分自身のかかわりが、効果的だったのかに注目
面接の構造化
・一般的な面接のプロセス
プロセス | 内容 |
①場面構成 | 面接の目標、条件等の確認。ラポールの形成 |
②問題の定義化 | 何が問題なのか? |
③目標設定 | CLはどこへ行きたいのか? |
④選択肢の追求 | 選択的行動を促す |
⑤学習の一般化 | 日常生活への転移 |