主な精神疾患や障がい
Check Sheet
ON
Check Sheet機能をご活用ください。
精神疾患や障がいに見られる特徴
精神疾患や障がいによって、心ならずも意欲が出なかったり、自己探索にゆがみが出ている場合には、医療機関等にリファーする必要がある
疾患の種類 | 特徴 |
統合失調症 | 妄想・幻覚などの陽性症状と、思考の貧困や引きこもりといった陰性症状 |
慢性精神疾患の一つでかつては精神分裂病といわれた | |
出現頻度は100人に1人 | |
原因は不明だが、ドーパミン仮説、脆弱性-ストレスモデルがある | |
ひどい場合は入院だが、外来治療で対応できるケースも多い | |
うつ病 | 抑うつ気分、食欲低下、睡眠障害や疲れやすさがある |
気分障害の一つ | |
生涯有病率は男性5~12%、女性10~25%で女性の方が多い | |
几帳面で真面目なタイプに多い | |
薬物療法が主な治療方法で、心理療法を併用するが、自殺の危険性がある場合には入院治療が必要 | |
神経症 | 心理的葛藤による不安、恐怖、脅迫、不定愁訴などの症状 |
症状にあわせ、不安障害、身体表現性障害、解離性障害と呼ばれる | |
抗不安薬などの薬物療法と心理療法を併用 | |
人格障害 | 人格がゆがんでひどく偏っているために適切な判断・行動や感情抑制ができずに、円滑な社会生活や対人関係を営めない |
周囲の人も苦しめられることが多い | |
一時的ではなく、持続的・恒常的で長期にわたることが多い | |
最近は、パーソナリティ障害とも呼ばれる |