一次試験対策のステップ




第48回CDA資格認定試験(一次試験)から、早くも1週間が経ちました。忘れないうちに、管理人の一次試験対策について記録を残しておきます。

STEP1:テキスト読解

CDA のテキストは全6分冊ありますが、このうち、授業(日本マンパワーさん)で使用するのはその中の一部分です。授業はロープレ実践などが主な内容になるため、いわば、二次試験対策を授業で行い、一次試験対策は各自で実施する、というスタイルでした。

そのため、何よりも一次試験対策のスタートラインとなるのは、全6 分冊のテキストの通読です。読みづらさや、これまでの自分には馴染みの無い世界の内容だったため、一読目はさっぱりわかりませんでしたが、二回目、三回目と回を重ねるごとに、徐々にわかってきました。

ちなみに一次試験対策を意識した学習をスタートしたのは試験の2ヶ月前。そして、本格的に気合を入れてやり始めたのは試験1ヶ月前(汗)終盤はそれはもう、大変でした。試験対策は早めに越したことはありませんが、2ヶ月前にはスタートしておきたいところです。

STEP2:テキスト理解

テキストの内容の理解を深めるため、管理人はキーワードをまとめました。まとめの内容は、楽習ノートの内容です。キーワードの意味やキーワード間のつながりを理解することが目的です。

この作業により、テキストの理解が深まりました。論述対策も一緒にやりたくなる焦りが出てきますが、まずは「キーワード理解」を進めました。論述対策にも役に立ちます。楽習ノートの内容は、移動時間などでスマホでチェックシート機能を使って何度も見返しました。どのようにまとめたらよいかわからない項目は、是非、楽習ノートの内容を参考にしてみてください。楽習ノートの内容カバー率は、下記のサブテキストの出題範囲を参考にしています。

STEP2’:問題演習

テキストの内容理解は、問題演習と同じタイミングで行いました。ですから、STEP2’(ダッシュ)としています。教材は2種類活用しました。まずは、日本マンパワーさんの「サブテキスト」です。こちらは主に択一問題及び記述問題対策の問題集になります。こちらの出題内容が解けることを目安にテキストの内容をまとめて、楽習ノートを作成しました。内容理解の際の指針になるかと思います。

サブテキストは試験までに2回転しました。

もうひとつは、日本マンパワーさんのWEB答練です。

こちらはオンラインの問題集です。四肢択一問題が400問あります。こちらは3回転行い、間違えた箇所はすぐにテキスト等で確認するようにして、3回目にはほぼ 100%の正答率まで仕上げました。繰り返すと、スピードアップもしてきます。本試験で択一試験をスピードアップできたのもの、この答練のおかげだったと思います。ちなみに、三回転目が終わったのは試験の2日前でした(汗)

STEP3:キーワードの書き出し

これが出来るようになったのは、10月に入ってからです。本来ならば、もっと前倒しでやるべきです。論述で出題可能性があるテーマについて、テキストとにらめっこしてパソコンで文章にしていましたが、実際に手書きで書けるかどうかは闇の中。ただ、キーワードが書き出せるかどうかが、論述対策の肝でもあります。キーワードが書き出せないと、論述はできません。これはまた、記述対策にもなります。

試験対策のツボ

テキスト通読(精読)、択一問題対策(問題集とWEB答練)、キーワード書き出しが私の試験対策の三本柱でした。キーワード書き出しについては、試験直前になってからです。同時にテキスト読みは幾度と無く繰り返していました。その点では、やはり受験対策バイブルは何といってもテキストです。

模擬試験は私は受験しませんでしたが、模擬試験の受験でお尻に火をつける、着火剤にする方も多いようです。ちなみに、お尻に火がついてからは、空いた時間は全てCDA対策に集中させる生活習慣作りが必要です。

なお、リカレントさんでは、一次試験対策がカリキュラムに含まれているようですから、やり方は多少変わるかと思いますが、オススメなのは、なるべく早い段階で全テキストの通読を済まして一次試験対策モードになることです。

また、すべてのテキストを満遍なく学ぶ必要はあるものの、テキストの2と3の重要性は特に高く、記述問題や論述問題での出題可能性が突出しています。そして、意外と試験対策上重要だったのはテキスト5の後半です。法律や制度に関する出題が今回も目立ちましたので、楽習ノートなどで、移動時間などに早めに対策がオススメです。

どうしても試験対策が後手になってしまいがちなCDA一次試験対策ですが、逆に、すべてやりきることも難しい試験です。合格基準は70%以上の得点ですが、論述が記述できていることが合格必須条件ともいえます。400字を超えられるかどうかは、受験する人は誰しも不安でしょう。不安に押しつぶされずに最後まで諦めずに対策しましょう。