女性を対象とする支援
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社会的な背景と女性活躍への注目
(働く女性に関する平成26年のデータ)
労働力人口総数に占める女性の割合 | 42.8% |
常用で働く女性の平均勤続年数 | 9.8年(男性は13.9年) |
女性労働力の減少ピーク | 30代後半にシフト |
女性の非正規雇用者の比率 | 56.7% |
男性を100としたときの給与額 | 72.2 |
女性の管理職比率 | 8.5% |
2012年「日本再生戦略」を策定し、「女性活躍推進」に力を入れ始め、2014年「日本再興戦略」の一環として、「待機児童の解消」「職場復帰・再就職の支援」「女性役員・管理職の増加」などの支援施策を打ち出す。
2020年までに女性の就業率を73%まで引き上げる、企業の指導的地位に占める女性比率を30%とする数値目標
働く女性にとっての障壁
働く上で壁となる外部要因
①性別役割分担意識 | セクシュアル・ハラスメントやマタニティ・ハラスメントの根底 |
②ロールモデルの不在 | キャリアモデルとなり得る先輩が少ない |
③ワークライフバランスの理解不足 | ワークライフバランス=「仕事と生活の調和」。本来は組織と個人が成長していくWin-Winを目指すもの |
働く上で壁となる内部要因
男性と比べ自己尊重感が低い
企業に求められる対応
女性活躍がもたらす組織にとってのメリット
女性役員比率の高い企業は経営指標が良い傾向
①プロダクトイノベーションの促進
②プロセスイノベーションの促進
③外的評価の向上による人材確保の優位性
④モチベーション向上などの「職場内の効果」
真に女性が活躍する組織となるために必要なこと
・目に見えないマイクロインイクイティ(小さな不公平)の存在
「個」にフォーカスして、公平・公正(フェア)に取り扱う
ダイバーシティ経営の重要性
・多様性をマネジメントし組織の成長・発展につなげるという「ダイバーシティ経営」の実現
キャリアコンサルタントの支援
①女性の自律的なキャリア形成意欲を育む
自分にとって望ましいキャリアを選択できるよう支援
②女性活躍推進施策などについて情報収集する
「働きがい・活躍」を促進する施策や行動計画などの動向について情報収集し、適切な支援を行う
③ダイバーシティやワークライフバランスについての理解を深める
多様性の受容(ダイバーシティ&インクルージョン)、仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の理解を深める