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シュロスバーグの4Sについて述べよ。（過36、47回）

シナリオ

36回、47回と出題されました。今後も出題の可能性はあるでしょう。

転機の乗り切り方→①リソースの点検・４S（状況、自己、支援、戦略）の説明、②変化を受け止める

4Sについてが2度出ていますが、もう少し視点を広げてくる可能性があります。4S＋「転機の乗り切り方」を総合した答案（案）を作成しますので、その点はご了承ください。

答案の案

シュロスバーグは、転機に対処するための方法として、次の2段階の方法に分けて行うことを提案している。

まず、第一段階では「リソースを点検する」ことである。これは、転機を乗り切るためのリソースとして位置づけられている4つのS、つまり、変化をコントロールするために利用できる①状況、②自己、③支援、④戦略という4つのリソースを点検することである。①については状況の本質に対する自分自身の見解について評価する。②では、自分自身で活用することができる内面的な資質を探るための必要な問いを考える。③では、この転機に関してどのような支援をどのくらい得ることができるか特定するために必要な問いを考える。④では①～③の把握を踏まえ、可能となる対処戦略について評価することになる。

次に第二段階では「変化を受けとめる」ことである。これは転機を乗り切るための戦略を立て、そのためのリソースを強化し、自分に合った戦略として、成功が期待できる戦略を選ぶ。その上で自分の転機を系統立てて分析し、その転機を確実に主体的に処理していくための戦略を考察するうえで役立てることがえきる行動計画を立てることである。

（486文字）