インテーク面談

Check Sheet ONOFF




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インテーク面談の狙いとインフォームド・コンセントの内容を述べよ。(オリジナル)

過去に出題はありませんが、出題のしやすいトピックかと思います。択一試験対策にもなりますので、押さえておきましょう。

シナリオ

・インテーク面談の狙い(3つ)

①CLとの信頼関係の構築 支援スキルを使い、肯定的な信頼関係を築く
②CLの主訴の確認 自らの対応が不適切であればリファーする
インフォームド・コンセント 支援の内容、方法。守秘義務、カウンセラーの知識と経験等を利用規約として掲示する(CDAを守るものでもある)




答案の案

インテーク面談は、初回面談、受理面談ともいわれ、次のような狙いがあります。第一に、クライエントとキャリアカウンセラーの間の信頼関係の構築です。様々な支援スキルを使い、クライエントとの間に肯定的な信頼関係をつくります。第二に、クライエントの主訴をクライエントとともに明確にしていきます。クライエント自身も、はっきりと自分自身の問題の全体像を把握しているとは限りません。そのためインテーク面談では、クライエントにとって主訴が明確になるように支援することが大切です。なお、クライエントの主訴に対して、自分が対応することが不適切だと判断した場合には、リファー先をクライエントに提示し、それぞれの機関の特徴を十分に説明し、相手に選択を任せます。そして、第三はインフォームド・コンセントです。クライエントは自分のことは自分で決める自己決定権を持っています。キャリアカウンセラーはクライエントに説明する義務があり、クライエントは自分の意思で決定できるように支援することが大切です。なお、インフォームド・コンセントは常に行われるべきものですが、インテーク面談の時点での説明が大切です。

インフォームド・コンセントの具体的内容としては、第一に支援の内容・方法について、第二に守秘義務について、第三にカウンセラーの知識と経験、そして第四にその他、質問や苦情や専門家との連携などがあります。特に守秘義務においては、危機的状況における開示など、守秘義務には限界があることも告知しておく必要があります。(637文字)