約2年間、闘病生活をしていた母が、15日未明に天国へと旅立ちました。
2年前に末期がんであることが分かってから、私自身も人生を少し急がなきゃいけないと思い、慌てて独立開業をしました。
その後の病状は、一進一退。というか、一進二退。でも、2年も頑張りました。
母が好きだった、実家の近所の桜。
一緒に見ることは叶いませんでしたが、今年もよく咲きました。
私が独立したことを応援してくれましたが、自分がどんな状況であっても私のことを毎日心配してくれた母。
3月末から、いつ逝ってもおかしくない状況でしたが、4月上旬の新入社員研修は無事に終わり、専門学校での講義の日などの仕事に全く影響のない日に亡くなり、通夜、葬儀もこの土日に行われました。
いつも、いつも、自分のことは後回しだった母。最期まで、家族のために強く、優しく、生き抜いた人生でしたね。
一生忘れませんし、あなたを誇りに思います。
心の中でずっと生き続けます。
そして、間に合ってよかったことが、一つあります。
3月下旬、母は朦朧としているのか眠り続けて言葉を発することはもはやできない状況でしたが、病床でCDA合格を報告した時には、布団の中で小さな手を合わせ、パチパチパチと叩いてくれました。
試験のことも、きっと気になっていたのでしょう。
最期に良い報告ができて、本当に良かった。
母が天国で安心して穏やかに過ごせるよう、もっと頑張らなきゃいけません。
合掌。
ありがとうございました。