晴天の銀座。今日は、第2回キャリアコンサルタント試験に向けての勉強会のサポートをしてきました。受験者は7名(2グループ分け)、ホルダー5名(各グループ2名~3名ずつ)の万全な体制で行いました。
CDAホルダーとして参加してみても、あらためて気づきが多いことを実感しています。なので、サポートする、という感覚とともに、自分も勉強させてもらっているという感覚を覚えます。
JCDAで受験する方は、ある意味、日常的な会話やソリューション提案的な仕事の手順とは違う次元でのアプローチをするので、戸惑う方も多いと思いますが、意識しておきたいことがあります。
好意的な関心を持って、言語的追跡を行う。
変に言い換えてしまったりすると、クライエントの真意から離れてしまうこともあります。伝え返して、カウンセリング、やりとりの深度を深めていきます。
好意的な関心を持って、経験を聞く。
JCDAでは、経験代謝のプロセスが重視されます。経験をお聞きして、その時の気持ちを知る。それが自問自答や気づきを促すのだと思います。私の先生が何度も仰っていた、『事柄より人』。
事柄が気になってしまうのが、常なんですけどね(汗)
好意的な関心を持って、その人の感情とその意味を聞き、知る。
クライエントを尊重して、徹底的にクライエントの気持ちに寄り添う。
言うは易し、ですが、意識していないとできないことです。
私も全然まだまだですが、日ごろの職業訓練の現場では、上記を心がけています。そして、その方が、訓練生との関係や繋がりがうまく築けているように思います。上から目線で、「あなたはあっち行ったら良い」とか、「そっちは行かない方が良い」なんて言ってしまう師弟的な関係はちょっと違うのかな、と今では思っています。
JCDA的な経験代謝アプローチは、、私的には業務や人間関係の構築でもとても役に立っています。それは紛れもない事実です。
次週の第2回キャリアコンサルタント試験を受験される皆様のご健闘、合格を心よりお祈りしています。