次回の第4回キャリアコンサルタント試験の申込がもうすぐスタートします。
で、どちらで受けるか?
試験内容(論述、面接)の違いや合格率の差もあり、JCDAで受験するのが良いのか?協議会で受験するのが良いのか?と迷われる方もいらっしゃることと思います。
合格を目指し、受験される方にはとても重要なことですが、普段交流している現役CDAたちの集まりなどでも、実はあまり話題にはなっていません…。この、結構重大な事実があまり知られていない、ということがあります。
JCDA的なものor協議会的なもの…。
どっちで受けたら…?と聞かれたら、私はこんな風に考えています。
CDAの先生からカウンセリング理論や技術を学んだらJCDA受験が馴染みやすく、技能士会の先生からそれを学んだら協議会受験が馴染みやすいのではないかと私は考えています。(よほどその先生の技能や指導法などに違和感を感じていなければ、という条件付きです)
そのため、JCDAのカウンセリング理論に基づいて面接を練習している方は、そのままJCDAで受験されたら良いと考えます。逆も、然りです。
なお、CDAの勉強会・セミナー等の自己研鑽の場では、JCDAの特徴的な考え方である「経験代謝のサイクル」が、参加者の共通理解、共通言語になっていると感じますので、合格後にCDA登録をして、CDAとしての研鑽や実務能力を高めていきたいとお考えの方は、特にJCDA的なカウンセリングアプローチに慣れておいた方が良いのかもしれません。(どちらの団体で国家試験を合格しても、CDA登録は可能です。)
師事している先生、カウンセラーに従うのが良いのでは。
双方のカウンセリング理論を熟知しているわけではありませんので、私はどちらの面接試験が良い、悪いという次元で、この事案を捉えることは、とてもできません。
どちらの団体にも、根幹をなすカウンセリング理論の柱、筋が通っています。
私は合格後も経験代謝プロセスでの理論と実践に取り組む機会が多いですし、実務においてもそのアプローチを中心にカウンセリングを行っています。
目指すカウンセリング像の違いが、両団体において確かにあると感じています。ですから、実技試験の内容が異なるということには、一定の理解をすることはでき、先日もJCDAの方とお話をしまして、それを実感しました。
その事実は確かにありますので、師事している先生、カウンセラー、慣れているカウンセリング理論に拠って、いずれの団体で受験するかの判断をするのが良いのではないでしょうか。
合格率に左右されずに…。
そのため、慣れていないアプローチ方法に、合格率の差等を理由として、あえて変更する必要はないと私は考えています。
でも、これについては、別の考え方もあると思います。
ここまでお読み頂いたように、あくまで私が思うところ、というレベルですから、今後受験される方たちの参考になるよう、皆様のご意見もお聞かせ頂けると幸いです。
既に受験された方、これから受験する方、受験者へのご指導などをされている方にも、ご意見をお聞きしたいと思っています。
なお、頂いたご意見をご紹介するためにサイトで公表させて頂く可能性がございます。もちろん個人情報等は除いた形に加工いたしますが、予めご了承ください。
ざっくばらんなご意見でもちろん構いませんので、コメント欄やサイト上部の運営者情報又は自己紹介のページから、メッセージを頂けましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。