第4回キャリアコンサルタント試験の学科試験&論述試験まで、いよいよ2週間をきりました。私もドキドキしてきますが、皆様、ラストスパートに奮闘されていることと思います。
さてさて、学科試験対策の教材ガイドを更新しました。
今回取り上げたのは、こちらの「予想問題集」です。試験直前の総仕上げに気になる一冊と思いますので、一読して感じたことをお伝えしておきます。
私個人の感想ですので予めそのおつもりで。
何が出題されるか神のみぞ知るキャリアコンサルタント試験ですが、予想問題集のコンセプトは非常に頼もしいですね。期待してしまいますが、あくまで「予想」です。あまり過信しないようにしましょうね(汗)
良い点
・本試験と同じく四肢択一形式で100問分収載されているので、試験の予行演習に適しています。
・解説は十分なボリュームがありますので、参考書代わりにもなります。
良くない点
・構造上の問題です。解答解説が次ページにありますが、ページめくりをしないと見られません。この試験は選択肢の文章が4つありますので、左→右の視線の移動で確認できた方が便利と思います。ページの行ったり来たりはやや使いづらさを感じました。
・問題の出典がわからないため、腑に落ちるまではどうしても至りづらいです。
・選択肢の文章がやや長いものが多い。
・過去問題をもう少し意識しても良かったように感じます。
私は過去問3回分の出題を吟味した際に、出題が被っているトピックや出題のクセのようなものを感じることが少なからずありました。ですから、過去問解説を作るさいには、こんな風にアナログ式にルーズリーフに全問題と自分が作った解説を貼り付けて、過去の出題内容を整理しました。
労力かけているでしょ(汗)。そうなんです、まだまだ改善の余地はあると思いますが、思い付きでやっているわけではないのです…。
って、それはさておき…。
左側には実際の出題内容、右側には過去問解説を回数別に色分けして貼り付け、出題項目別に並べてみました。こうしてみると、同じような問題が複数出題されていたり、出典の偏りなども確認することができました。それらは過去問解説になるべく盛り込んでいます。
ですから、出題の多い論点などは、本書でもそれを意識させるような工夫があっても良かったのかな、と感じます。その点は惜しい点でしたが、でも、良い意味でオリジナルな問題が多いですから、知識の穴埋めに役立つ教材です。
おすすめ指数は、ぐらいですが、四肢択一の練習もできますので、これからの時期の総仕上げには悪くないセレクトと思います。
正誤確認をしながら、知らなかったことや、自分の中で整理されていなかったことの再整理に役立ちます。
なお、上記の過去問分析の資料、本当なら皆様にも印刷や頒布をしてお役に立ちたいのですが、学科試験問題の媒体での頒布は試験団体から禁止されていますので、せめて、よく出ている、この試験での基礎事項と言えるようなものについては、多少なりとも、引き続き情報提供していきたいと考えています。
なお、四肢択一ではありませんが、私が個人的にオススメしている市販の問題集はこちらになります。書店さんでは置いていないようですのでAmazonからお求めください。
別冊キャリアの赤本(1級キャリアコンサルティング技能士の会著)
本書の教材ガイドはこちら。
ここからが勝負です、特に学習が遅れている方は。
フォローや励ましになるかはわかりませんが、私自身の受験当時は、試験前2週間のまさにこの時期からが勝負でした。旧試験で、試験内容は若干違いますが、試験前の「途方に暮れ感」はハンパありませんでした。
ま、ま、お尻に火が付くのが遅かったのですけどね…。
ここだけの話ですが、当時は楽習ノート(今のものの原型といえるものです)をWEBにまとめながら、一つずつ冷や汗をかきながら用語を覚えていたことを思い出します。移動時間などに自分が作った楽習ノートを覚えていました。余談ですが、このサイトを作ったのは、そもそも自分の勉強のためだったのです(汗)。
当時の心境としては…、「誰か!この膨大な試験範囲を整理してくれー!どこを覚えたらいんだーっ?」だったのですよ…(笑)。
新試験になってから、勉強会などでお会いする方たちは、何だか普通にシュッと学科対策をやっているような気がして、なんか、凄いなと思ってしまうのですが、みなさん、大変ですよね…。
ですよね…。
(なぜ、リピート?)
ですから、少しでも誰かの役に立ちそうなことは、(おせっかいでも)、引き続き試験前までアップしていきます。(汗)
ラストスパート、頑張っていきましょう。
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