みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験

いよいよ面接試験!当日に着ていくもの。

合格をお祈りしています!

第4回キャリアコンサルタント試験の面接試験(JCDA実施)はいよいよ3日・4日、CC協議会実施は10日、11日に行われます。皆様が落ち着いて、じっくりとクライエントの声に耳を傾け、これまでの練習の成果が発揮されることを心よりお祈りしています。

ところで、面接試験に何を着ていくか?時折、ご質問を頂きますので、試験前のエールとともに、お伝えいたします。

服装はどうしましょう?

面接試験に、ドレスコードと言われるような決まり事はありません。

皆さんは相談を受ける人、カウンセラー役になりきります。限られた15分という時間の中で、クライエントが不信感を持ってしまったり、委縮することなく、話やすい環境を作るため、柔らかくソフトな印象、環境を醸し出したいところです。

ですから、フォーマルである必要はありません。

かといって、カジュアルすぎてもいけません。アロハシャツ&短パンでは、相談者に対して失礼ですし、クライエントに不信感を感じさせてしまうこともあるでしょう。

迷ったときは、みなさんが思う「こんなカウンセラーはイヤだ!」という判断基準を大切にしてください。

時期的にも、柔らかさ的にも、通常のいわゆるクールビスのスタイルで良いです。ただ、清潔感には気を付けてください。襟元などはだらしのない印象にならないよう気を付けましょう。

男性の方はスーツ、と考えている方も多いと思いますが、ガッチガチにビシッとしたスタイルよりも、ノーネクタイで時期的にも上着無しでも大丈夫です。

女性もリクルートスーツのようなものではなくて、よりソフトな印象を与えるものが良いでしょう。面接までの待ち時間もありますので、冷えが気になる方はジャケット等羽織るものをご持参ください。

時間に余裕をもって出かけましょう。

交通機関の混乱に備え、交通経路や会場をあらかじめ確認し、早めに会場に到着するようにしましょう。

もしも、交通機関のトラブル等で集合時間に間に合わない可能性が生じた時には、受験する登録試験機関へ早めに連絡してください。会場までの経路で運転見合わせ等の重大な交通障害が起きた場合には、試験開始時間の調整などの措置がとられる可能性もありますので、必ず連絡をするようにしてください。

会場に到着したら…。

学科試験とは違い、試験直前に出来ることはあまりありません。

会場で仲良しのクラスメートを見つけて会話してリラックスしたり、「今日はどういったご相談ですか?」とオープニングで声がきちんと出るようにお互いに発声練習をするのも良いでしょう。

誰しも緊張しますが、自然体に近づけるように、リラックス、リラックス。

思い込みは禁物です。

試験が行われる部屋に案内をされた後、面接開始直前にクライエントの設定が書かれた用紙を見る時間があるはずですが、この際の「設定」の確認では思い込みは禁物です。

また、案内をされるときにクライエント役の方と対面しますが、その容姿や雰囲気からの先入観を持つべからず、です。

これまでの試験内容については、試験のルールで公開することはできませんので、アレンジして例を紹介します。

クライエントの設定例:「50歳、名前(女性)、金融機関の係長、親と同居」

日常だったら、こんな妄想が広がってしまうかもしれません…。

「そうか、金融機関か…、超低金利で大変だろうな」

「男社会で悩んでいるかな?」

「このくらいの年齢だと、親の介護で悩んでいるだろうな?」

なんていう先入観は全く不要です。

そればかりか、じっくりクライエントの話を聞く上で、そうした先入観は邪魔でしかありません。

そして、実際に面談でじっくり聞いたことは…。

クライエントの悩みは、「部下の指導に困り、上手に育成ができていない、それがもどかしくし、腹立たしい」ということであり、低金利でも、男社会でも、親の介護の話なんて、微塵も出てきませんでした。

じっくりクライエントの発する言葉を聴き、相手をよく知り、信頼関係を構築してください。

まずはあなたの方から、好意的な関心を持ってください。

相手の姿は自らの鏡です。質問攻めにしちゃ、ダメですよ。

15分間相手に集中できたら、きっと、合格は後からついてきます。

丁寧にじっくりと、クライエントの言葉に耳を傾けてください。

合格をお祈りしています。

みんなで合格☆

原田政樹

面接試験後のコメント等の書き込みでのお願い。ご注意ください。

面接試験後に手応え等をお伝え頂くのは、私としてはとても嬉しいのですが、下記の点にくれぐれもご注意ください。

面接試験は、複数日程で行われることもあり、試験規則において面接試験の内容について、サイト等で公開することは固く禁じられています

面接試験の手順や具体的なケース(クライエントの事例ややり取りの内容)などは、絶対に書き込みをしないようにご注意ください

そのような書き込みがもしもあった場合には、受験して書き込んだ方が不利な状況にならないよう、発見次第、速やかに一部やコメント全部の削除の措置を取らせていただきます。

皆様の安全のため、あらかじめご了承ください。

どうぞよろしくお願いします。