昨日公表した出典分析に修正があります。大変失礼いたしました。
問32のカウンセリングの知識・理論の出題についてですが、4肢すべて、國分先生のカウンセリングの技法に明確な記述がありました。お詫びして訂正いたします。
その結果、出典選択肢は下記のようになります。ジル資料が-3(14)、國分先生が+3(8)となりました。
出典 | 表記 | 選択肢数 |
キャリアコンサルティング理論と実際4訂版木村周著(雇用問題調査会) | 木村先生 | 31 |
新版 キャリアの心理学―キャリア支援への発達的アプローチ渡辺 三枝子著(ナカニシヤ出版) | 渡辺先生 | 5 |
キャリアカウンセリング宮城まり子著(駿河台出版社) | 宮城先生 | 3 |
職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査(独立行政法人労働政策研究・研修機構) | ジル | 14 |
カウンセリングの技法國分康孝著(誠信書房) | 國分先生 | 8 |
人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則シャイン(英治出版) | 書名 | 4 |
厚生労働省、総務省、各種団体等 | サイト名、資料名等 | 70 |
法律等 | 法律名等 | 16 |
キャリア・コンサルティング協議会 | 資料名等 | 2 |
判明した選択肢数 | 153/200 |
今回、じっくりと國分先生の「カウンセリングの技法」を読んでみました。
1979年初版の古い書籍のため、敬遠してしまっていたのですが、とても勉強になる書籍で、敬遠していた自分を反省しています。もっと前から読んでおけばよかったです。
氏の、印象に残る独特な表現と具体的な説明で、リレーション(ラポール)作りの重要性から、様々なシーンにおけるカウンセリングの技法をあらためて確認することができます。その技法はとてもシンプルで、実務に役立つ、未だ色褪せていない名著です。
口頭試問で聞かれる「主訴」についてもわかりやすく説明がありました(なかなか無いんですよね、主訴の意味がわかるものって)。
主訴がわからないときは、主訴がわからない旨、面談記録に記録しておく、とのことでした。実際には、わからないことはあるんですよね…(汗)
学科試験対策というよりも、面接試験対策と言っても良いのかもしれませんが、受験される皆様にも是非、一読をオススメします。
本書は、海外の学者の翻訳書籍よりも、ずっと読みやすいです。どうしても、翻訳の限界ってありますよね。原書が読めれば良いのですが、そんな自信はないし…(汗)
良書でした。引き続き繰り返し、精読していこうと思います。またあらたな出典箇所を確認することがありましたら、出典分析を更新いたします。
私の無知、勉強不足ゆえではありますが、ご了承いただけますと幸いです。
でも、勉強ってやっぱり楽しいですね。←誤魔化すなよ(汗)