第5回学科試験の解説作成が佳境を迎えていますが、解説を作成していると、私も気になるのが、資料別出典数のカウントです。
出典一覧と選択肢数の分析(第5回:2017年9月15日現在)
出典 | 表記 | 選択肢数 |
キャリアコンサルティング理論と実際4訂版木村周著(雇用問題調査会) | 木村先生 | 23 |
新版 キャリアの心理学―キャリア支援への発達的アプローチ渡辺 三枝子著(ナカニシヤ出版) | 渡辺先生 | 12 |
働くひとの心理学岡田昌毅著(ナカニシヤ出版) | 岡田先生 | 8 |
職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査(独立行政法人労働政策研究・研修機構) | ジル | 15 |
カウンセリングの技法國分康孝著(誠信書房) | 書名 | 4 |
厚生労働省関連 | 資料名等 | 40 |
文科省関連 | 資料名等 | 9 |
総務省・内閣府関連 | 資料名等 | 9 |
労働関係法令等 | 法律名等 | 20 |
キャリアコンサルティング協議会 | 資料名等 | 8 |
その他団体、民間等 | サイト名等 | 19 |
判明した選択肢数 | 167/200 |
木村先生、相変わらずの存在感ではありますが、こう見えても前回に続いて今回も減少しています。とはいえ、トップの出典数です。
逆にこれまでよりも存在感を感じたのは渡辺先生、そして2問(8選択肢)において著書そのままの出題があった岡田先生。
ジルは今回も健闘、前回並みの15選択肢でした。國分先生は前回の8→4に減少。また、宮城先生の著書からの出典は今回は見つけられませんでした。
(問題作成中などに、突然発見したりするため、出典は後日に変更可能性があります。)
厚生労働省発表資料と、労働関連法規はやはり多く、合わせて60選択肢。ちょうど3割です。主な資料はこんなラインナップでした。
主な資料等
平成28年労働経済の分析
平成28年度能力開発基本調査
キャリアコンサルタント倫理綱領
平成27年版子ども若者白書
ワーク・ライフ・バランスに関する個人・企業調査報告書
賃金構造基本調査の概況
今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)
学校教育法等の一部を改正する法律案の概要
健康づくりのための睡眠指針
心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き
ド定番のものから、新しい資料まで、ざざっと、こんなところでする。
ちなみに今回はいつもよりも若干、判明選択肢が多かったです。第5回過去問の解説の掲載は明日の夜、予定通り実施できる見込みです。是非ご活用ください。
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