今日の過去問解説は問21~問30までの10問です。この問題ゾーンは今回の試験で最も難しい10問だったのではないでしょうか。☆マークはほとんど付きませんでしたし、出典探しや解説作成に苦労した問題が多かったです。
各問題が教えてくれる、学習のポイント
問21:なぜか試験によく出る『職能資格制度』です。養成講座等ではあまり学ばない内容と思いますが、よく出ます。
問22:労働経済の分析からの出題。具体的には高齢者の就業についてでした。労働経済の分析は、平成29年版が既に発表されています。次年度試験では平成29年版がおそらく出典資料になるでしょう。それらの考察はまた一緒にやりましょう。
問23:「働く女性の実情」からの初めての出題。
問24:障害者雇用に関する出題。平成30年度からは法定雇用率が引き上げられますので、引き続き要チェックな論点です。
問25:旬な話題の無期転換のルールが選択肢の一つとして登場しました。引き続き要チェックです。
問26:妊娠、出産、育児に関する問題。さらっと一読したときは、私もひっかかりそうでした。注意力が必要です。
問27:こちらも旬な労働者派遣法。細かな内容も出題されていました。
問28:交流分析のうち、構造分析に関する出題。初めての内容でした。
問29:キャリア理論の深い理解が求められる問題。キーワードの暗記だけではなかなか判断が難しい問題でしたが、正答選択肢のセレクトはそれほどでもありませんでした。
問30:カウンセリング(療法)に関する問題で各選択肢は判断の難しいものが多かったものの、正答選択肢のセレクトはそれほどではありませんでした。
難しい問題(選択肢)の際には正答セレクトがしやすい、という出題の傾向もあるかもしれません。
頑張っていきましょう。
(お知らせ)
妻の親戚に不幸があり、これから数日間、妻の実家のある中国地方へ行くことになりました。次の過去問解説の更新は次週になる予定です。
過去問解説に期待して下さっている皆様には、お待たせしてしまい申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い致します。
また、週末のJCDAの面接試験を受験される皆さん、落ち着いて、じっくりとクライエントの言葉に耳を傾けてきてください。
ご健闘、合格をお祈りしています。