第7回キャリアコンサルタント試験の過去問解説が全ての問題で完了しました。第8回試験を受験される皆様、どうぞご活用ください。これまでの過去問解説と比べて、今回はとにかく時間を要しました(汗)
なお、一問(問44)について、皆様のご意見を頂きたい問題があります。
出典の確認自体は比較的スムーズでいつも並かそれ以上の出典判明率にはなりそうでが、今回はスーっと楽々に解説が作成できる易しい問題が特に少なかったです。
明らかに難問が多く、解説作成も裏付けを固めたり、文章作成、表現にはいつもより苦労しました。
ちなみに今回の☆マークの問題(スムーズに解ける問題)は22問でした。前回の第6回が26問でしたので、難易度の高さはこの点からも感じられます。
また、これまで毎回、前半が難しく後半が与しやすい傾向がありましたが、今回は最初の10問が与しやすく、後半10問はいつもより難しかったです。
過去問が教えてくれる、学習のポイント!
問41:VRT、エゴグラム、OHBYカード、GATBと自己理解や職業理解のためのツールの知識を問う問題でした。特徴を整理しておきましょう。
問42:システマティック・アプローチは4回目の出題。木村先生必読です。
問43:モデリング単独での出題は初と思われますが、常識的にアプローチすれば正答を導くことができます。
問44:平木典子先生の著書からの出題。正答は3ということですが、その理由がわかりません。出典を読む限り、誤りに気づくことができずにおり、ひょっとすると私の理解に誤りや欠落があるのかもしれません。
→早速、ご意見をいただき、私の読み落としていた点、理解が足りていなかった点に気が付きました。どうもありがとうございました。やはり、近視眼的になっていたようです。ご意見に感謝、深謝です。解説を修正いたしました。
問45:心理検査に関する用語の問題。養成講座(NM社)のテキストには詳しいのですが、久々の出題でした。
問46:VPIに関する出題ですが、問題に誤りがあり訂正がありました。
問47:ネットワークの問題。いつもながらネットワークは楽です。
問48:キャリアコンサルタントの姿勢の問題。47と48は常識的にアプローチしましょう。
問49:精神疾患の種類と特徴の問題が2回ぶりに登場しました。5,6回がサービスだったような気がします。厚労省のサイト「みんなのメンタルヘルス」は早めに見始めましょう。
問50:厚労省のサイト、「こころの耳」もよく出るサイトです。
頑張っていきましょう。応援しています!
いつも、拝見させていただいております。
問44の件ですが、常識的なアプローチでよろしいかと考えます。
ひとの心の動きと表現方法を3種類に大別している質問に関して、「感情型」は”思考や行動をせず、自身の感情の赴くままに物事進めようとする”というのは、結果的に何もしていない、もしくは表現に至っていないので、そもそも説明として成立していないのではないでしょうか。
といった部分で正答の是非を私は判断しました。
三戸 丞さん
早速コメントをありがとうございました。
平木先生の著書にもあえて、「感情豊かに生きること」と「感情的になること」とは違うと明記されていました。
さらにその感情の豊かさを生かして自分らしく表現していくことが大切と記しています。
ご指摘をありがとうございました。解説を修正いたしました。
いつもありがとうございます。問44ですが、平木先生の本のP47にあります「感情的」とは、感情を優先して自分の気分・気持ちで物事を判断し、感情に走ることをいいます。」に該当するのではないかと思い、「感情型」の説明ではないと判断しました。
ふみかさん
早速コメントをありがとうございます。
そうですね。問題文は「感情的」の説明であり、平木先生もあえて「感情豊か」に生きることと「感情的」になることは違うと明記されていました。
しっかり読んだつもりでも近視眼的に視野が狭くなっていました。ご指摘をありがとうございました。解説を修正いたしました。