第7回キャリアコンサルタント試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。
そして、試験お疲れ様でしたアンケートへのご協力、誠にありがとうございました。アンケート総数は400件を超え、過去最高となりました。
本日は学科試験、論述試験(JCDA、協議会)の難易度アンケート、学科試験の自己採点結果アンケートを報告し、次回に皆様からのお声を紹介いたします。
すべてのアンケートについて、前回の第6回の数値と比較できるよう、併せて報告します。
学科試験の難易度アンケート結果【難化傾向】
回答数:第7回404件、第6回341件
オレンジが第7回、青が第6回の結果です。「とても難しかった」、「やや難しかった」の合計は、第7回81.0%、第6回76.9%であり、普通、やや易しかった、とても易しかったはいずれも減少しています。第6回と比較して、難易度は難化していると読み取れますが、その傾向は後述の自己採点結果でも表れています。
【JCDA】論述試験の難易度アンケート結果【難化傾向】
回答数:第7回219、第6回179件
JCDAの論述試験は、とても難しかったが6.4ポイント、やや難しかったが8.4ポイントの増加、普通が9.1ポイントの減少であり、受験者の印象では明かな難化が感じられます。
【協議会】論述試験の難易度アンケート結果【易化もしくは前回並か】
回答数:第7回132件、第6回112件
協議会の論述試験は、とても難しかったが3.7ポイント上昇している反面、やや難しかったが20.7ポイントと大幅に減少し、普通が24.3%上昇しています。全体的には易化と言っては言い過ぎなのかもしれませんが、難易度は並ということでしょうか。
自己採点による正解の設問数【難化傾向】
回答数:第7回399件、第6回334件
【注】第6回学科試験合格率:JCDA61.5%、協議会64.2%
合格ラインの35問を超えている方の割合の合計は、第6回の86.8%に対して、第7回は81.5%であり、今回5.3%減少しています。
自己採点の結果からは、明らかに「難化」を感じさせる結果となりました。
なお、当サイトのアンケートの自己採点結果と実際の学科試験合格率には毎回20%~30%程度の差があります。それは、アンケート回答者の得点の平均が非常に高いためです。前回は差が△25.3%(JCDA比)、△22.6%(協議会比)ありましたので、この数値の解釈にはその点をご留意ください。
発表があるまで何とも言えませんし、あくまで参考数値ですが、これまでの内容からは、第7回学科試験の合格率は50%台になることが予想されます(追記:50%前半となりました)。下記は、第5回、第6回の当サイトの自己採点アンケート結果と各登録試験機関での合格率の比較です。
アンケート合格率 | JCDA合格率 | 協議会合格率 | |
第5回 | 79.5% | 51.4% | 48.5% |
第6回 | 86.8% | 61.5% | 64.2% |
第7回 | 81.5% | 追記:54.8% | 追記:53.6% |
次回は、皆様からの試験のご意見、ご感想、サイトへのご意見、ご要望等をすべて紹介します。試験対策の学習などについても、たくさんのご意見を頂いていますので、次回以降の試験に挑戦する方は、是非、参考にしてみてください。
第8回試験を受験の皆様は、これからあと2か月ちょっとの間、共に頑張っていきましょう。応援しています!
なお、ご意見/ご感想編はこちらをご覧ください。
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