本日から第14回キャリアコンサルタント試験は面接試験が始まります。それぞれの登録試験機関より、今回の試験については注意事項が発表されていますので、皆様、必ずご一読ください。

日本キャリア開発協会（JCDA）

キャリアコンサルティング協議会

さて、面接試験はキャリアコンサルタントとしてのデビューの場だと思っています。

デビューですから、ガッチガチになって緊張してしまっても仕方ありません。良い質問ができなくてもそれは仕方ありません。終わった後に「あ～、あーすればよかった」と省みることも、当然のことです。

上手でなくても良いんですよ。

私はキャリアコンサルタントになって間もなく4年になりますが、まだまだ研鑽中の身で、上手なロープレなんて全然出来ません。なので、学んでいますし、実践の時は出来る準備をきちんとして、心を整えて、終わった後はいつも反省会です（汗）

受験される皆様が、カウンセリングの初学者であることは登録試験機関も承知のうえですから、技術の高さを求めているのではなく、主に、クライエントへの姿勢が問われると思っても良いでしょう。

クライエントへの姿勢に疑問符がついてしまうと合格は遠ざかってしまいます。

 ですから、ご自身の体の姿勢や視線、声のトーンなどの「かかわり行動」を意識しましょう。それから、「言語的追跡」。

言葉を変えることなく、伝え返してみてください。あ、この人、私の話を聞いてくれるんだな、と思ってもらえれば、話すことをどうしようかと思っていたクライエントも、言葉を重ねてくれることでしょう。そして、試験的には合格ラインが近づいてくるでしょう。

クライエントの悩みを解決してしまおうなんて思ってはいけませんよ。クライエントの悩みにとにかく、寄り添ってください。

クライエントの発する言葉、表情、醸し出す空気感に注目してください。

なお、カウンセラーがざわざわっとした気持ちですと、それが出来なかったりします。試験会場までの移動は時間に余裕をもって出かけましょう。

心を整えて、クライエントに寄り添ってきてください。

みなさんは、一人ではありませんよ。

気持ちを落ち着かせて。

落ち着いて、丁寧に、じっくりと。

応援しています。

【試験日程】

日本キャリア開発協会：3月14日、15日、21日

キャリアコンサルティング協議会：3月15日、21日、22日

受験される皆様のご健闘と合格を、心よりお祈りしています。