第14回キャリアコンサルタント試験学科試験の過去問解説の全問分の解説作成が完了しました。第14回の振り返りや、第15回に向けての試験対策にどうぞご活用ください。出典や参考資料は、いつもと同程度、7割超は判明しました。
みなさんから「難しかった」の声が目立った第14回の学科試験、解説を作成していると、確かに難問は多めでした。第13回、第12回が比較的易しかったこともあり、厳しい手応えを感じた方も多かったのではないかと思います。
難問を数えてみました。
14回に限らず、いつも難問(捨て問題)はあるのですが、今回、正解できなくても仕方ない「捨て問題」だなぁと私が感じたのは、全部で8問ありました。
捨て問題の問題番号
問6、問17、問23、問25、問26、問27、問32、問49
問33のナラティブアプローチの問題もとても難問なのですが、第5回問30と全く同じ問題でしたので、捨て問題からは外しています。ちなみに難問ではありませんが、問50も全選択肢が過去問そのままの問題でした。
解説に随時、「捨て問題」である旨を記していますが、過去に似た出題や同じようなトピックの出題もなく、消去法などでも正答を導くのが非常に難しいものを、捨て問題としています。
これらを全部間違えてしまったとしたら、残りは42問です。合格ラインは35問ですから、あと7問までは間違えることができるということになります。
試験では15問間違えることができます。このあたりはあまりストイックに追い込まないでくださいね。
ちなみに、私が捨て問題と位置付けるような問題は、第12回や13回といった比較的易しい難易度の時にも5問前後あり、難しい回のときは10問前後あります。
どんな難易度になっても、35問を獲得することが受験するみなさん共通の目標になります。
確実に取りたい☆マークの問題は…。
過去問解説では、合格するためには失点できないと私が位置付けている問題には、解説に☆マークを付しています。過去問解説をご覧になる時は少し気をつけてみてください。
過去に何度も繰り返し出題されていたり、養成講座などでもしっかりとやっているであろう内容や、支援の基本姿勢から常識的に解ける問題など、スムーズに解けてほしい問題に☆マークを付しています。
今回は、25問ありました。これは平均的な数でした。いつも数えると25問前後になりますから、出題者側の意図というものを感じます。極端に低い点数の方があまりいない、というのもこの試験の特徴です。
あと10問をどうするか?
ですから、50問から捨て問題8問を差し引いた42問のうち、25問は確実に獲得し、あと17問のうち10問を確保することが必達目標ということになります。もちろん、捨て問題にもなんとか正解を獲得できることもあるでしょう。
いずれの回においても、これまでの過去問をやり込むことで、選択肢が絞れる問題も多くあります。過去問と同じ選択肢も出ますし、今回も少なからずありました。
また、よく出題される文献(書籍)や資料を読み込むことによって、「あ、これは書いてあったぞ、知っているぞ。」と選択肢を絞り込むこともできるでしょう。
次回は、第14回試験に出た文献(書籍)や資料についてお伝えしようと思います。
すぐ知りたい、気になるという方は、出典、参考資料のデータの集計も出来ましたので、下記の過去問解説のページでご確認ください。
出典一覧と選択肢数の分析(第14回過去問解説のページ)
なお、第14回過去問解説の掲載に伴いまして、第11回過去問解説はみん合☆プラス会員限定公開に移行いたしました。
いろいろ落ち着きませんが、感染予防と健康管理にはくれぐれもお気をつけて。
試験まであと87日、できる準備をしていきましょう。
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