明日はいよいよの決戦です。
3月試験は出欠判断が各自に委ねられる形式での実施、6月試験は中止。そして、いよいよ実施される第15回キャリアコンサルタント試験。約一年越しの勝負となる方も少なくないはずです。
明日の気力と体力の充実のため、今夜は出来れば、早めにお休みになってください。
そして、本日掲載した、過去問解説の修正については、まだ目を通してない方は、是非ご覧ください。試験会場までの道中でも大丈夫です。
みなさんのご健闘と合格をお祈りするばかりですが、合格へのエールに代えて、試験当日に気をつけてほしいことなどをお伝えします。
何を着ていく?
明日は面接試験はありませんから、服装は自由で良いです。脳力を存分に発揮できるよう、リラックスできて、体感温度を調整できる服装が良いでしょう。
また、天気予報によりますと、明日は各地で穏やかな晴天になりそうですが、各地で午前中の冷え込みも予想されます。三密対策のため、窓を開ける会場も多いと思われますから、冷えに備え、暖かい上着やストール、ひざ掛けなどを用意しておくと良いでしょう。
会場には早めに到着しましょう。
会場までの経路を確認し、時間には余裕を持って到着するようにしましょう。今日までにやり込んだ教材などを持ち込んで、これまでのご努力を胸を、気持ちをなるべく落ち着かせて心を整えましょう。大丈夫!
試験開始の合図のあとは、静かに深呼吸しましょう。
学科試験では一分一秒を争う、時間との戦いになることはありませんから、慌てて急いで着手する必要はありません。
まずは深呼吸して、心を落ち着かせてから、問題用紙をめくりましょう。
問題の指示はしっかりと確認しましょう。
緊張感ゆえか、人間らしさゆえか、人は誤解や思い込みをしてしまうものです。
問題文の「適切なもの」「不適切なもの」「適切なものはいくつ」といった指示はアンダーラインをして印象づけましょう。選択肢文中の「である」「でない」「最も」「しなければならない」「できる」「できない」などの表現にも気をつけましょう。
出題順序の変更があるかもしれません。
今回から新しい出題範囲による出題がされます。
新出題範囲の影響で、出題の順序が、一部、これまでとは違う可能性があります。出題順序ほ変更があっても、落ち着いて取り組みましょう。
内容の変更については、出題範囲表から読み取れる範囲では、大きな変更はあまりありませんでしたが、概要を以前に記事にまとめています。まだ確認していない方はご一読ください。
出鼻をくじかれないように、問1、問2には注意です。
問1や問2は、時事的な問題が出題されることが多く、タイムリーな内容ゆえに、これまで未出題の内容や、ノーマークの資料から出題されることもあります。
その際には落ち着いて、持てる知識でアプローチしましょう。落ち着いて、ご自身の知識と照らし合わせましょう。くれぐれも、出鼻をくじかれないようにしましょう。
捨て問題はあります!
標準的な難易度の回でも5問程度、難しい回では10問前後、正解を導くことが非常に困難な問題があります。こうした問題は「捨て問題」と位置づけています。
獲得できなくても仕方有りません。
35問を獲得すれば良いのです。
難問が続いて冷や汗をかいてしまいそうになったら、深く深呼吸をして、呼吸を整えましょう。35問は取れるように試験問題が作られているはず、と思ってください。
捨て問もどきに気をつけて。
それから、「わ、捨て問題?」と思いきや、そうでもないぞ、という問題もあります。
一見、難しそう見えるものの、正答選択肢だけは明らかに正しいもの、誤っているものなど、比較的スムーズに選択できることもあります。
諦めずに選択肢を丁寧に検討しましょう。
難しそうに見えても、くれぐれも、戦意喪失しないようにしましょう。
心が折れてしまいそうになったら。
難易度については神のみぞ、知ります。
また、練習問題や過去問題の演習とは違って、本試験ではいつもよりも慎重に問題を検討してしまうこともあり、これまでに解いたどの問題よりも難しいと感じる傾向があります。
厳しい出題内容が続き、もしも心が折れてしまいそうになったら、良い作戦があります。例えば、問38前後から約10問続く、第4科目や第5科目の比較的解きやすい問題が続く、思いやりゾーンはきっとあります。
順番どおりに解かなくても良いのですよ。
後半の問題では支援の基本姿勢から、常識的に解ける問題もあるはずです。落ち着いて解いて、心を整えましょう。ただし、その際にはマークミスにはくれぐれもお気をつけ下さい。
そして思いやりゾーンで得点を確保して心の落ち着きを取り戻したら、難問ゾーンに果敢に立ち向かっていきましょう。
35問の獲得が必達目標です。
難問や捨て問題は、そもそもあるものとして受け入れ、落ち着いて問題選択肢を検討し、35問を獲得してきましょう。
心が折れてしまってはいけません。
勇気をもって、果敢に選択肢をじっくり検討してみてください。きっと、35問の正解は後から付いてくるでしょう。
また、見直しではマークミスを中心に確認しましょう。内容の検討、修正はくれぐれも慎重にしましょう。
一概には言えませんが、最初に解いた時の集中力は頼りになるものです。問題の指示や前提について、思い違いや勘違いなどをしていないかを確認しましょう。
お昼休みはリラックス♪
学科試験が終わりましたら、学科試験のことはひとまず忘れましょう。
昼休みの時間はだいぶ長いですから、お昼ごはんをゆっくり食べて、論述試験に集中できるよう、リフレッシュしましょう。
今回はコロナ渦の中での試験実施のため、お昼休みを過ごす空間については、各会場で何とも言えません。
会場外に出ざるを得ないこともあると思いますが、なんとか落ち着ける場所を確保しましょう。
勉強仲間と顔を合わせると、学科試験の答え合わせをしたくなってしまいますが、それに一喜一憂すると気持ちが疲れてしまいますから、それはほどほどに。
論述試験の注意点
論述試験について、私がお伝えしたいことは、問題文、逐語録をまずはじっくりとよく読んで、「指示を守って解答欄を埋める」ことです。
よく読まずに書き始めてしまう方がいますが、二度手間を生んでしまったりします。
特にJCDAでは時間との戦いになることが多いです。
論旨や文章に自信がなくても、全ての問題に答えましょう。記入していないと採点はされません。また、不要な減点を防ぐために指示は必ず守りましょう。
論述試験で高得点を取るのは大変ですが、低得点の方はとても少ないのが論述試験のこれまでの特徴です。
みなさんからお聞きする範囲ではありますが、論述試験は、合格ラインの少し上のゾーンに多くの方が集中する傾向があります。私は、実技試験の勝負どころは、面接試験にあると捉えています。
明日はリラックスして持てる力を存分に発揮してきてください。論述試験でも、焦りそうになったら、深呼吸をして、最後まで諦めずに。
みんなで合格しましょう。
応援しています!
みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験
原田 政樹
追伸:帰宅され一息つきましたら、夕方から夜に公開する予定の解答速報も是非ご活用ください。アンケートをご用意しています。みなさんのお声を是非、お伝え下さい。どうぞよろしくお願いします。
JCDAですが論述の問いの変更に気付きませんでした。さすがにアウトかな。
受験おつかれさまでした。採点については何とも言えませんが、実技は面接試験が大切です。
引き続き、応援しています。
アンダーライン、引き忘れました…
アウトでしょうか…
指示を守らないと減点の対象にはなりますが、アウトではないと思います。
私もアンダーライン忘れました
面接試験でベストを尽くしましょう。
私もアンダーライン忘れました…減点ですか?
多少の減点はあると思いますが、何点かはわかりません。
面接試験で合格を決めましょう。
応援しています。
原田先生
たくさんの資料と応援をありがとうございました。
結果は分かりませんが、とりあえず、ほっとしています。
次週末の実技へ向けて、気持ちを切らさないように、切り替えていきたいと思います。
面接試験も頑張っていきましょう。応援しています!
アンダーライン気が付かなかった方、多かったようですね。「必ず引くこと」という強調が不気味ですね。希望を込みで5点減点位かと。
ただ、私の場合は〔問い4〕の変更にも気づかず。こちらは致命傷かと。
きつい試験でしたね。
いろいろなところから、アンダーライン!の声が聞こえてきます(汗)
何はともあれ、今日はまずおつかれさまでした。面接試験、ファイトです!