これまでの全15回の試験に出題されている、キャリア理論家とカウンセリング理論(療法)の理論家に関する出題数(選択肢数)を集計し、ランキング形式でどの理論家がよく出題されているのかをお伝えします。学習の優先順位付けの参考にご活用ください。
集計方法について
集計方法は、問題文、選択肢における具体的な人名表記をカウントの基準しています。カウントしている数は選択肢数を示しています。
選択肢に人名が無く、問題文に「スーパーに関して適切なものはどれか」という問いがあり、選択肢が4つある場合には、選択肢4つすべてを「スーパー」に関する出題としてカウントしています。
また、例えば精神分析療法では「フロイト」が有名ですが、精神分析療法に関する問題文や選択肢であるものの、フロイトの人名表記が、問題文や選択肢の中に特に無い場合には「フロイト」の出題としてはカウントしていません。
ですから、あくまで出題ランクのひとつの目安として学習にメリハリをつけたり、これまでに出題のある理論家を網羅しておきたい場合などにご活用ください。
キャリア理論家の出題ランキング(数字は選択肢数)
それでは、キャリアに関する理論家のランキングからお伝えします。
上位はやはりの予想通りの展開ですが、みなさんはどう思われるでしょうか。上位の4名が、他を突き放して、先頭集団を形成しています。
第1位は…。
シャイン【51】
シャイン、スーパー、シュロスバーグの3名は、今回1位になる可能性が十分ありましたが、シャインが安定の大問での出題となり、第1位となりました。
シュロスバーグ【49】
スーパー【49】
シュロスバーグは今回、選択肢1問だけの出題となり、シュロスバーグとスーパーが同数で2位となりました。
サビカス【45】
サビカスは今回も大問(選択肢4つ分)の出題があり、第11回からこれまで連続して大問での出題が続いています。意外に思われる方もいるかもしれませんが、皆さんお馴染みのホランドやクランボルツを圧倒している、頻出理論家です。
ホランド【29】
選択肢数的にはだいぶ差があるのですが、5位にホランド。ここ3回、出題がありません。次回あたりはそろそろ出題されるのではないでしょうか。
次いで、レビンソンとクランボルツ【27】、ジェラット【23】、エリクソンとホール【21】、ハンセン【20】、ブリッジス【19】、バンデューラ【17】、ギンズバーグとパーソンズとハーズバーグ【10】と続きます。
これまでに選択肢【20】以上の出題があるものは、出題レベルAランクと言って良いでしょう。これまでに人名が登場した理論家の一覧と出題選択肢数の詳細は下にPDF資料をご用意していますので、併せてご確認ください(資料は2ページあります)。
ちなみに、今回初登場となったのは、「動機づけ理論」部門から、マクレランドとアルダファの2名です。マズローとハーズバーグと合わせて、「モチベーション4人衆」として整理しておきましょう。
続いて、カウンセリング理論(療法)の理論家の出題ランキングです。
カウンセリング理論家等のランキング(数字は選択肢数)
ロジャーズ【36】
フロイト(ジークムント&アンナ親子)【20】
アイビー【15】
國分康孝【11】
エリス【7】
カウンセリング理論(療法)等の理論家については、キャリア理論と比べると人名での出題は少ないのですが、少人数に偏っている印象があります。
いかがでしたでしょうか。
後日、理論家ごとのヨコ解きリンクの更新を予定しています。3月試験合格に向けて、受験者応援モード全開にて、私も頑張ります。
コロナの感染予防や、毎日冷えますので風邪予防に注意を払いながら、コツコツと学びを積み重ねていきましょう。合格は後からついてきます!
一緒に頑張っていきましょう。
応援しています。
みん合☆プラス会員のご案内
キャリアコンサルタント試験の直近3回分以外(第1回〜第12回)の過去問解説や、試験傾向が非常によく似ている2級技能検定(第18回~第23回)や1級技能検定(第9回)の過去問解説、そのほか会員限定公開のページは、みん合☆プラス会員へ入会するとご覧になることができます。
学科試験対策のお伴に、是非ご検討ください。テキスト&問題集をお持ちでない方には、お得なセットのコースもございます。
お気軽にご相談ください。
試験対策のご相談やご質問を、みん合☆では毎日、受け付けています。プラス会員ではなくても、もちろん大歓迎ですので、お気軽にお声をお伝えください。
コメントを残す