明日はいよいよ決戦。
気力と体力が充実していることも、合格に大切な要素ですから、今日はそれぞれのベストを尽くしましたら、早めにゆっくりと休むようにしましょう。
みなさんのご健闘と合格をお祈りするばかりですが、合格へのエールとともに、試験当日に気をつけてほしいことをお伝えします。
何を着ていくか?
明日の天気予報を確認したところでは、全国的に比較的穏やかな天候になりそうですが、北海道東北地方を中心にだいぶ寒くなるようです。
また、比較的暖かい西日本の会場等においても、感染症予防のため、各会場では部屋の窓などを開け、換気をしながらの試験実施になると思われますので、暖かな装いで、念のため、マフラーやストールなどもご持参ください。
ちなみに、明日は面接試験はありませんから、服装はまったく自由です。力を存分に発揮できるよう、リラックスできて、体感温度を調整できる服装が良いでしょう。
会場には早めに到着しましょう。
会場までの経路を確認し、時間には余裕を持って到着するようにしましょう。今日までにやり込んだ教材や、最後に確認しておきたい問題やまとめなどを持参して、気持ちをなるべく落ち着かせて心を整えましょう。
試験開始の合図のあとは、静かに深呼吸しましょう。
学科試験は一分一秒を争う、時間との戦いになることはありませんので、慌てて急いで着手する必要はありません。
まずは深ーく、深呼吸をして、心を落ち着かせてから、問題用紙をめくりましょう。
問題の指示や表現はしっかりと確認しましょう。
緊張感が成すものなのか、人間らしさゆえか、人はついつい誤解や思い込みをしてしまうものです。
問題文の「適切なもの」「不適切なもの」「適切なものはいくつ」といった指示はアンダーラインをして印象づけましょう。
また、選択肢文章中の「である/でない」。
そして、「すべて/だけ(のみ)」「できる/できない」「しなければならない/することができる」といった表現に気を付けましょう。
出鼻をくじかれないようにしましょう。特に問1、問2には要注意。
問1や問2は、いわゆる時事的な問題が出題されることが多く、タイムリーな内容ゆえ、これまでに未出題の内容や、ノーマークの資料から出題されることがあります。
その際には落ち着いて、持てる知識や経験からアプローチしましょう。落ち着いて、ご自身の知識と照らし合わせましょう。くれぐれも、出鼻をくじかれないようにしましょう。
捨て問題が毎回あります!
標準的な難易度の回でも5問以上、難易度の高い回では10問前後、正解を導くことが非常に困難な問題があります。初出の内容でかつ、細かな内容が問われていたり、判断の決め手が見つからないような問題です。
こうした問題は「捨て問題」とみん合では名付けていますが、これは獲得できなくても仕方ありません。
明日は、35問を獲得すれば良いのです。
難問が続いて冷や汗をかいてしまいそうになったら、深く深呼吸をして、呼吸を整えましょう。35問は取れるように試験問題が作られているはず、と思ってください。
本番が一番難しい。
試験終了後にはよく、こんなお声が聞こえてきます。
「今まで解いた問題で一番難しかった」と。
自宅や移動時間に過去問を演習するときとは緊張感も、集中力も違うことでしょう。確信をもって答えることができない問題については、迷いもあるでしょう。
「迷った挙句、なおさなきゃ良かった」というお声もいつもあります。
一概には言えませんが、指示の見誤りや見落とし、大きな誤解を明らかにしている場合を除いては、最初に出した答えに自信を持った方が良いのではないかと、私見ながら思います。
迷い始めると…(汗)焦りにも繋がってきます。
修正は慎重に。それから、マークミスにはくれぐれも気を付けましょう。
捨て問「もどき」に気をつけて。
そして、「これ捨て問題?」と思いきや、そうでもないぞ、という問題もあります。
3つの選択肢の判断が非常に難しいわりに、1つの正解選択肢のみ、容易に判断が可能な問題というのは、過去問などでも解いたことがあるのではないかと思います。
難しそうに見えても、くれぐれも、戦意喪失しないようにしましょう。諦めずに食らいつきましょう。
心が折れてしまいそうになったら。
難易度については神のみぞ、知ります。
特に序盤の後半から中盤全般にかけては、難しい問題が続くことも多いです。厳しい出題内容が続き、もしも心が折れてしまいそうになったら、良い作戦があります。
例えば、問40前後から約10問、比較的解きやすい問題が続く、思いやりゾーンとも言えるような問題群があります。
順番どおりに解かなくても良いのですよ。
後半の問題では支援の基本姿勢から、常識的に解ける問題もあるはずです。
落ち着いて解いて、心を整えましょう。ただし、その際にはマークミスにはくれぐれもお気をつけ下さい。
そして思いやりゾーンで得点を確保して心の落ち着きを取り戻したら、難問ゾーンに果敢に立ち向かっていきましょう。
35問の獲得が必達目標です。
難問や捨て問題は、そもそもあるものとして受け入れましょう。満点や満点近くを取る方がほとんどいないということも、この試験の特徴の一つです。
落ち着いて問題選択肢を検討し、35問を獲得してきましょう。
心が折れてしまってはいけません。勇気をもって、果敢に選択肢をじっくり検討してみてください。きっと、35問の正解は後から付いてくるでしょう。
また、見直しではマークミスを中心に確認しましょう。内容の検討、修正は慎重にしましょう。
お昼休みはリラックス♪
学科試験が終わりましたら、学科試験のことはひとまず忘れましょう。
昼休みの時間はだいぶ長いですから、お昼ごはんをゆっくり食べて、論述試験に集中できるよう、リフレッシュしましょう。
今回はコロナ渦の中での試験実施のため、お昼休みを過ごす空間については、各会場で何とも言えません。会場外に出ざるを得ないこともあると思いますが、なんとか落ち着ける場所を確保しましょう。
勉強仲間と顔を合わせると、学科試験の答え合わせをしたくなってしまいますが、それに一喜一憂すると気持ちが疲れてしまいますから、答え合わせはほどほどに。
気になる答えは、みん合が出しておきますので。
論述試験が終わるまでは我慢しましょう。
論述試験の注意点
論述試験について、私がお伝えしたいことは、問題文、逐語録をまずはじっくりとよく読んで、「指示を守って解答欄を埋める」ことです。
よく読まずに書き始めてしまう方がいますが、二度手間を生んでしまったりします。
特にJCDAでは時間との戦いになることが多いです。
論旨や文章に自信がなくても、全ての問題に答えましょう。記入していないと採点はされません。また、不要な減点を防ぐために指示は必ず守りましょう。
論述試験で高得点を取るのは大変ですが、低得点の方は少ないのが論述試験のこれまでの特徴です。指示の見落としと時間制限にはお気をつけください。
明日はリラックスして持てる力を存分に発揮してきてください。
焦りそうになったら、深呼吸をして、最後まで諦めずに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。そして、みん合を試験対策に活用してくださった皆様、本当にありがとうございました。
みんなで合格しましょう。
応援しています!
みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験
原田 政樹
追伸:ご帰宅されましたら、夜に公開予定の解答速報を是非ご活用ください。アンケートをご用意していますので、みなさんのお声を、是非お聞かせください。