6月27日の第17回キャリアコンサルタント試験まで、今日を含まない場合、あと31日。6月13日の2級技能検定までは、あと17日となりました。
2級対策のみなさんへ
みん合☆プラス会員の方で、2級技能検定を受験する人も少なくないのですが、その多くの方が以前に国家試験に合格しています。
国家試験の合格者は、2級の学科試験については大きなアドバンテージがありますから、過去問を使ってよく復習をする(思い出す)とともに、最近のトピックなども確認して、油断せずに35問を獲得することだけを学科試験では考えましょう。
なお、昨年度から国家試験と2級技能検定は出題範囲が全く同一のものになりました。2級の第25回と第23回※、国家試験の第15回と第16回は同一となった試験範囲を感じさせる似た内容と構成になっています。
※23回は正確には出題範囲変更前の時期ですが、新範囲を感じさせる内容と出題順序になっています。
これら4回分を軸に、あとは、どちらの過去問を活用しても良いでしょう。学ぶ内容に差異はなく、相互に出題されているような内容もあります。
頻出項目を確認しながら、最近のトピックについても楽習ノートプラスなどでチェックしておきましょう。
特に最近の雇用指標のほか、外国人雇用状況や障害者の法定雇用率には昨年から今年の直近に動きもありましたので整理しておきましょう。
2級技能検定は、学科試験と比べると実技試験が大変ですから、学科実技併願の方は、どちらかというと、実技への備えを厚くしていきましょう。
国試、これから始動!のみなさんへ
あと1ヶ月となりました、第17回キャリアコンサルタント試験に向けては、頂くメッセージやお問合せ、ご質問などから、人によって学習進捗の差がとても大きくなっていることが感じられます。
既に過去問を縦横に解いていて、「もう明日にでも受験して合格するのではないか。いや、するだろう。」という方もいれば、この週末から挽回しよう、いやむしろ実は、今日明日から本格的にスタートしよう、という方もいるのではないでしょうか。
間に合いますが、急ぎましょう。
寸暇を惜しんで最短距離でいきましょう。
学習期間1ヶ月未満の方は、アンケート回答者の10%超(63名)います。そのみなさんの得点分布は次のようになります。
正解数 | 人数 | 割合 |
50-41問 | 16 | 25.3% |
40-35問 | 35 | 55.6% |
34-30問 | 9 | 14.3% |
29-20問 | 3 | 4.8% |
アンケート回答者では、学習期間1ヶ月未満の方の8割が合格されています。
これからの方はまず過去問を!
積ん読状態だった養成講座テキストはそのまま積ん読状態で構いませんので(一旦片付けておいても良いです)、まず初めに、直近の試験問題1回〜3回分(第16回〜第14回)を回ごとに通しで問題番号ごとに解く、タテ解きをしてみましょう。
学科試験では時間との戦いには、まずなりませんから、一気に全問分を時間を測って解かなくても良いです。
出題範囲ごとでも、3問、5問ずつでも良いでしょう。全問を解いてから○付けをして解説を読むのはむしろシンドイです。
細切れでも良いですから、まずは出題範囲(テーマごと)の出題数やバランスなどの、学科試験の全体像を掴みましょう。
易しいと感じるもの、難しいと感じるものの印象を大切にしてください。メリハリはありますから、対策もメリハリをつけていきます。
得意は伸ばせば良く、苦手は一つずつ減らしていきましょう。
参考書については、よく出題されている木村先生、渡辺先生の著書はお手元にあったほうが良いですが、気合を入れて読み込もう、というよりは、出たところをチェックしましょう。
よく出題されている内容も、直近3回分だけでも見えてくるものがあるでしょう。
その後は、得意は伸ばし、苦手を減らす段階に入ります。その際には出題範囲ごとに解いて内容を整理していく、ヨコ解きがおすすめです。
これまでの全16回分などといったら気が遠くなってしまいますから、第10回前後から最近の回をまずは目標にしてみてはいかがでしょうか。ここまでで7回分、350問(1400選択肢)を解くことができます。
あとはさらに遡るのも良いのですが、これからの時期は着手した問題は確実に理解して、再度出題された場合には確実に解けるようにしたいです。
記憶がホッとなうちに繰り返しましょう、定着します。よくわからない内容は解説や出典をよく確認しましょう。この試験は同じ問題や同じような問題が繰り返し出題されます。知識もさることながら、対応力を身につけていきましょう。
過去問を解く際の注意点などについては、次のページを参考にしてみてください。
やり始めたら、思ったより短期間に合格力を身につける方もいます。
まずは大きな第一歩を踏み出しましょう。
計画を立てて準備している方は、焦らずにいきましょう。
焦りを感じる時期かもしれませんが、その気持ちをぐっと堪えて一問ずつ確認していきましょう。
気になる内容(苦手なものや逆に好きなもの)などは、参考書や資料をじっくりと読む時間をつくってみると、これまで見えていなかったものも見えてくることもあるでしょう。それも効果的です。
私はよく、メモ用紙などにキーワードをなぐり書きしていました。
例えばですが…。
クランボルツ→社会的学習理論(バンデューラが提唱)→プランドハプンスタンス→偶然が大事→なので未決定はむしろ望ましい、といった一連の流れをよく整理していました。
もー、どんだけやっても不安なんですけどね(汗)。
過去問などでキーワードを見る都度、余白やメモ用紙にその理論に関するキーワードや人名をメモ書きしたり、写メしたメモを移動時間に眺めたり、ト○レで確認したりしていましたが、それを何度も繰り返しているとだんだん忘れなくなるものですし、その都度、理解も深まってきます。
逆に一度で全部覚えるのは不可能ですから、そのプレッシャーはどこかに置いておきましょう。
焦らずに、じっくりと積み重ねていきましょう。
労働関係法はこちらの資料がおすすめです!
先日、Twitterでも紹介したのですが、毎回の試験で2問は必ず出題される、労働関係法については(社会保険と合わせて全3問)、厚生労働省が作成し、WEBでPDFを無償で配布しているこちらのPDF資料がおすすめです。
過去に出題された内容も多く取り上げられています。読みやすくおすすめです。
また、労働法の知識の少ない就活生や若者への支援のみならず、英語版や中国語版、ベトナム語版もありますので、外国人への支援を行う際にも役立つハンドブックです。
試験対策的にも、移動時間やスキマ時間に確認しておくだけでも得点に直結するかもしれませんから、是非ご覧ください。
特に直前期はこれらの内容も確認しておけると安心です。
お気軽にご相談ください
最近は理解の進んだ方からの本格的なご質問も増えてきましたが、初歩的なご質問やご相談も大歓迎です。私も直前応援モードにて、みなさんのラストスパートを応援しています。
あと一ヶ月、一緒に頑張っていきましょう。
学習方法などでご相談等がありましたら、ご遠慮無くお伝え下さい。
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