明日はいよいよ決戦ですね。
気力と体力が充実していることも、合格に大切な要素です。今日はそれぞれのベストを尽くしましたら、早めに、ゆっくりと休むようにしましょう。
まだまだイケる!という方も良い具合のところまで頑張ったら、明日に備えましょう。
ここまで来ますと、ワタシ的にはおせっかいもほどほどに、といいますか、内容的なおせっかいはもう十分したつもりですから、合格へのエールとともに、試験当日に気をつけてほしいことをお伝えします。
明日の天気と何を着ていくか?
明日の天気予報を確認したところでは、北海道と九州以外は、雨のところが多いようです(6/26午後3時現在の予報)。
関東は特に北上する台風の影響を受け、梅雨前線の活動が活発になるということで、大雨の可能性があります。試験会場への行き帰りはくれぐれも気をつけてください。
また、交通機関の乱れなどに備えて、早めの情報収集と早めの移動を心がけましょう。
明日の気温はやや高めで、特に北海道と九州の気温が高くなりそうです。
その他地域は雨のため、体感温度は低くなるかもしれません。くれぐれも会場への移動の際には雨に濡れないように、体を冷やさないように気をつけて下さい。
そして、新型コロナ感染症対策のため、窓開けによる換気の実施が各会場で予想されます。冷えに弱い方は特に、気温の変動に対応できるように羽織るものなどがあっても良いかもしれません。また、エアコン直下などの予測困難な状況もあります。
ちなみに、明日は面接試験ではありませんから、服装はまったくの自由です。何を着ても大丈夫です。力を存分に発揮できるよう、リラックスできて、できれば、体感温度を調整できる服装が良いでしょう。
会場には早めに到着しましょう。
会場までの経路を確認し、時間には余裕を持って到着するようにしましょう。今日までにやり込んだ教材や、最後に確認しておきたい問題やまとめなどを持参して、気持ちをなるべく落ち着かせて心を整えましょう。
どうしても覚えられないものなどは、スマホなどで写真を撮って、移動時間に眺めましょう。朝に確認した、というか、朝に無理やりにでも覚えたものが出題されることは有りえます(出なかったらごめんなさい)。
試験開始の合図のあとは、静かに深呼吸しましょう。
学科試験は一分一秒を争う、時間との戦いになることはありませんので、慌てて急いで着手する必要はありません。
まずは深ーく、深呼吸をして、心を落ち着かせてから、問題用紙をめくりましょう。
問題の指示や表現はしっかりと確認しましょう。
緊張感が成すものなのか、人間らしさゆえか、人はついつい誤解や思い込みをしてしまうものです。先入観を排してフラットな気持ちで問題に取り組みましょう。
問題文の「適切なもの」「不適切なもの」「適切なものはいくつあるか」といった指示はアンダーラインをして印象づけましょう。
また、選択肢文章中の「である/でない」。
そして、「すべて/だけ(のみ)」「できる/できない」「しなければならない/することができる」といった表現に気を付けましょう。
出鼻をくじかれないようにしましょう。特に問1には要注意です。
問1は通常、試験範囲の「社会及び経済の動向並びにキャリア形成支援の必要性の理解」の内容が出題されます。
これはいわゆる時事的な問題が出題されることが多く、タイムリーな内容ゆえ、これまでに未出題の内容や、未出題の資料から出題されることがよくあります。
その際には落ち着いて、持てる知識や経験からアプローチしましょう。落ち着いて、ご自身の知識と照らし合わせましょう。新資料で新問題ならば、それは出来なくても仕方ありません。
くれぐれも、出鼻をくじかれないようにしましょう。
捨て問題が毎回あります!
標準的な難易度の回でも5問以上、難易度の高い回では10問前後、正解を導くことが非常に困難な問題があります。
初出の内容でかつ、細かな内容が問われていたり、判断の決め手が見つからないような問題です。
こうした問題は「捨て問題」とみん合では名付けていますが、これは獲得できなくても仕方ありません。明日は、35問を獲得すれば良いのです。
難問が続いて冷や汗をかいてしまいそうになったら、深く深呼吸をして、呼吸を整えましょう。35問は取れるように試験問題が作られているはず、と思ってください。
自分が受けた時が一番難しい。
試験終了後にはよく、こんなお声が聞こえてきます。
「今まで解いた問題で一番難しかった」と。
自宅や移動時間に過去問を演習するときとは緊張感も、集中力も違うことでしょう。確信をもって答えることができない問題については、迷いもあるでしょう。
自信を持って答えられなかった問題の印象がとても強く残るものです。過去問に出ていない問題は、実は、いつも出題されます。
また、見直しで「迷った挙句、直さなきゃ良かった」というお声がいつもあります。
一概には言えませんが、指示の見誤りや見落とし、大きな誤解を明らかにしている場合を除いては、最初に出した答えに自信を持った方が良いのではないかと、私見ですが思います。
迷い始めると…(汗)焦りにも繋がります。
修正は慎重に。それから、修正をした際には、マークミスにはくれぐれも気を付けましょう。
捨て問「もどき」もある。
そして、「これ捨て問題?」と思いきや、そうでもないぞ、という問題もあります。
3つの選択肢の判断が非常に難しいわりに、1つの正答選択肢のみ、容易に判断が可能な問題というのは、過去問などでも解いたことがあるのではないかと思います。
一見して難しそうに見えても、戦意喪失しないようにしましょう。
諦めずに食らいつきましょう。
心が折れてしまいそうになったら。
明日の試験の難易度については神のみぞ、知ります。
特に序盤の後半から中盤全般にかけては、難しい問題が続くことが多いです。
厳しい出題内容が続き、もしも心が折れてしまいそうになったときには、良い作戦があります。
例えば、問35前後から問50くらいまでの15問には、比較的解きやすい問題も多く、思いやりゾーンとも言えるような問題群があります。
逆に、問10前後から問25前後の15問ほどは、労働関連法規や人事制度、キャリア教育などで難問が連続することが多いです。
なので、順番どおりに解かなくても良いのですよ。
後半の問題では支援の基本姿勢から、常識的に解ける問題もあるはずです。
落ち着いて解いて、心を整えましょう。
ただし、その際にはマークミスにはくれぐれもお気をつけ下さい。
そして思いやりゾーンで得点を確保して心の落ち着きを取り戻したら、難問ゾーンに果敢に立ち向かっていきましょう。難問ゾーンが取れなくても、合格できると開き直りましょう。
35問の獲得が必達目標です。
難問や捨て問題は、そもそもあるものとして受け入れましょう。
ここまで勉強をしてきたのに、そんなの悔しいと思うかもしれませんが、満点や満点近くを取る方がほとんどいないということも、この試験の特徴の一つです。
落ち着いて問題選択肢を検討し、35問を獲得してきましょう。
心が折れてしまってはいけません。勇気をもって、果敢に選択肢をじっくり検討してみてください。きっと、35問の正解は後から付いてくるでしょう。
また、見直しではマークミスを中心に確認しましょう。内容の検討、修正は慎重にしましょう。
お昼休みはリラックス♪
学科試験が終わりましたら、学科試験のことはひとまず忘れましょう。
昼休みの時間はだいぶ長いですから、お昼ごはんをゆっくり食べて、論述試験に集中できるよう、リフレッシュしましょう。
コロナ禍の中での試験実施のため、お昼休みを過ごす空間については、各会場で何とも言えません。会場外に出ざるを得ないこともあると思いますが、なんとか落ち着ける場所を確保しましょう。
勉強仲間と顔を合わせると、学科試験の答え合わせをしたくなってしまいますが、それに一喜一憂すると気持ちが疲れてしまいますから、答え合わせはほどほどに。
気になる答えは、みん合が出しておきます。
論述試験の注意点
論述試験について、私がお伝えしたいことは、問題文、逐語録をまずはじっくりとよく読んで、「指示を守って解答欄を埋める」ことです。
指示内容については、過去問などからの先入観を、一旦どこかに置いておきましょう。
今回の試験での指示内容をよく確認してください。いつもと同じこともあれば、違うこともありえます。
そうした指示内容をよく読まずに書き始めてしまう方がいますが、二度手間を生んでしまったりします。
特にJCDAでは時間との戦いになることが多いです。
論旨や文章に自信がなくても、全ての問題に答えましょう。記入していないと採点はされません。また、無駄な減点を防ぐために、欄外への記入はしない、などの指示は必ず守りましょう。
論述試験で高得点を取るのは大変ですが、低得点の方は少ないのが論述試験のこれまでの特徴です。指示の見落としと時間制限にはお気をつけください。
明日は、リラックスして持てる力を存分に発揮してきてください。
焦りそうになったら、深呼吸をして、最後まで諦めずに。
みんなで合格しましょう。
応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そして、みん合を試験対策に活用してくださった皆様、本当にありがとうございました。また、いつも暖かく見守ってくださる、みん合卒業生、現役キャリアコンサルタントのみなさんにも、日々の活動をサポートしていただきまして、誠にありがとうございます。
みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験
原田 政樹
追伸:ご帰宅されましたら、夜に公開予定の解答速報を是非ご活用ください。
アンケートをご用意していますので、みなさんのお声を、是非お聞かせください。