試験まであと9日。
直前期に一度確認しておきたいのが、自己理解や職業理解のためのアセスメントツールです。アセスメントツールが苦手な方、まだじっくりと確認が出来ていない方は、直前期に確認する内容としておすすめです。
第16回までのランキングとヨコ解きのためのリンクを、以前から学習項目別ヨコ解きリンクのページに公開していましたので、すでにご利用の方も多いかもしれませんが、直近の第17回の出題内容を踏まえて、あらためてお伝えします。
ちなみに、第17回では、問40で職業レディネステスト(VRT)が出題されました。
既にアセスメントツールをヨコ解きなどで学習済みの方は、第17回問40だけを追加的にご確認いただければ大丈夫です。それも済んでいる方は、他のことをやりましょう。ちなみに第17回問40は難しかったです(汗)。
よく出題されるものが明らかにありますので、メリハリを付けて確認しましょう。
ガイダンスツールやアセスメントツールの出題実績
職業理解のためのガイダンスツールや、自己理解のためのアセスメントツールに関する出題が、毎回一定数あります。第1回を除いて第17回までは毎回、具体的なツールに関する出題があり、1問から2問、多い時では3問も出題されています。
これらのツールは備えておけば、得点することができる反面、知らなければ解く糸口がありません。試験までにマスターしてしまいましょう。
これまでに出題されているツール数は11種類
では、どのくらいのツールが出題されているのかというと、これまでに全11種類です。
信頼性と妥当性を兼ね備えたVPI職業興味検査のようなフォーマルなツールだけでなく、OHBYカードやVRTカードのような手軽でインフォーマルなツールも合わせて、全11種類がこれまでに出題されています。
対象者と目的をよく確認しましょう
こうしたツールは、養成講座や勉強会や、個人的に使用したことがあるものは、回答しやすいのですが、経験がないもの(その方が多いと思います)については、そのツールの対象者、目的(特徴)、方法についての情報を整理しておきましょう。
なお、各ツールの対象者や目的(特徴)、方法について整理は、楽習ノートプラス(どなたでもご覧になれます)や、テキスト&問題集で提供していますのでご安心ください。後ほどご紹介します。
アセスメントツールランキングの発表です!
ランキングは、第1回~第17回までの出題選択肢数をカウントしています(みん合調べ)。【 】内はこれまでの出題選択肢数です。
また、各名称をクリックすると、開発元や販売元などの内容を説明しているサイトを確認することができます。移動時間や隙間時間に、リンク先サイトで特徴などを確認しましょう。
では、発表です!
ぶっちぎりの首位を独走しているのはGATB。11種の紙筆検査と4種の器具検査により9つの適性能を測定することができます。
職業レディネス・テスト(VRT)【19】
第2位はVRT、職業レディネステスト。「レディネス(準備)」ですから、中高生や大学生といった生徒や学生の職業興味を検査します。
キャリア・インサイト(統合版)【13】
第3位はキャリア・インサイト(統合版)。キャリア・インサイトは、適性評価、職業情報の検索、キャリアプランニングなどを実施できる総合的なキャリアガイダンスシステムです。
EC(エントリーキャリア向け)とMC(ミッドキャリア向け)がある点に注意です。
OHBYカード【12】
第4位はOHBYカード。OHBYカードは48種類のカードを使って、自分の興味や関心を知ると同時に、必要最小限の職業情報も得ることができます。
第5位は2つあります。この第5位までが特に要注意です。
VPI職業興味検査【9】
VRTカード【9】
VPI職業興味検査は、アメリカで開発されたホランドによるVPIの日本版です。また、VRTカードは、職業レディネス・テストのカード版です。
第7位:キャリア・シミュレーション・プログラム(CSP)【5】
第7位:(内田)クレペリン検査【5】
キャリア・シミュレーション・プログラムは、就職後の職業生活のイメージを伝えるためのグループワーク用教材です。クレペリン検査は作業検査法と呼ばれる心理検査で、ホームページの内容がとてもわかりやすいです。
続いて、東大式エゴグラム【2】、Y-G性格検査【2】、CADS&CADI(Ver2.2)【1】の全11種類となります。
東大式エゴグラムといえば、「バーンの交流分析」とおさえておきましょう。
なお、出題回ごとの出題選択肢数は次のPDFに集計しています。
試験に出たアセスメントツールランキング!(第1回~第17回)
アセスメントツールのまとめ
各ツールの対象者や特徴については、楽習ノートプラスにまとめを作成していますので、是非ご覧ください。
こちらは会員でなくても、どなたでもご覧になることができます。Check Sheet機能もご活用下さい。
ほぼ同様の内容が、拙著の学科試験テキスト&問題集(第2版P193〜P195、初版P187~P189)にも掲載されていますので、ご都合の良い方でご確認ください。
ヨコ解きリンク
具体的なアセスメントツールに関する大問(選択肢4つ分の問題)は、以下の回で出題されています。ヨコ解きで出題のバリエーションを確認してしまいましょう。OHBYカードとVRTカードの組合せ問題が目立ちましたので、それから紹介します。
OHBYカードとVRTカードに関する問題
厚生労働省編 一般職業適性検査(GATB)に関する問題
職業レディネステスト(VRT)に関する問題
VPI 職業興味検査に関する問題
キャリア・インサイトに関する問題
その他、複数ツールのミックス問題
第2回問37、第3回問39、第3回問41、第5回問41、第6回問39、第7回問41、第8回問41、第9回問41、第9回問44、第14回問39、第16回問41
ちなみに、1選択肢分しか出ていない問題は下記の問題で確認することができます。
CADS&CADI:第3回問41
※直近3回分以外の過去問解説をご覧になるには、みん合☆プラス会員へのご入会が必要です。
移動時間や隙間時間に是非!
これら11種のアセスメントツールは、以前にみん合☆クイズとしてYouTubeに公開しています。4分ほどで全11種を確認できますので、隙間時間などにどうぞ。
お気軽にご相談ください。
試験直前に何か気になることがございましたら、ご遠慮無くお伝え下さい。10月23日、24日も対応しています。
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