明日12日から、第21回キャリアコンサルタント試験の面接試験が始まります。
いよいよ、デビュー戦ですね。
はじめまして!のクライエントさんとの出会いであるとともに、キャリアコンサルティング協議会、そして、日本キャリア開発協会(JCDA)のキャリアコンサルタントの先輩、つまり、試験官に対しての、はじめまして!のご挨拶の場でもあります。
まず、面接試験に挑むにあたり、先日の論述試験の出来の不安に包まれている方は、それを一旦忘れましょう。
論述試験の自己採点は、不可能ですからね。
思っていたよりも高い評価を得ていることもあるものです。
論述試験で合格ラインに届いていないと思っている方も、面接試験で十分に挽回が出来ると信じて、気持ちを切り替えましょう。
それから、学科試験でやっちまった、自己採点では厳しぃぃ、という方も、実技試験の採点は別です。落ちついて、実技試験合格を目指しましょう。
次回、実技試験対策を考える必要がなく、学科試験に集中できることは、合格戦略上、とても重要です。
明日からの、面接試験は、みなさんにとって、キャリアコンサルタントとしてデビュー戦です。
キャリアコンサルタントとしての1ページ目が、明日から始まると言っても過言ではありません。
デビュー戦なのですから、緊張するのは当たり前ですし、ルーキーなのですから、上手でなくて当たり前です。
あまり上手く出来なかった、というのがむしろ普通ですし、資格取得してからだいぶ経つ私ですが、むしろ「上手く出来たぜ」というロープレや実際の面談は、今でも全くありません。皆無といってよいでしょう。たぶん、「いま俺、いいロープレが出来たぜ」なんて、一生思うことはないかもしれません(汗)。
試験を思うと、緊張感に押しつぶされそうになっている方は、完璧なキャリアコンサルティング、カウンセリングをしよう、などと気負わずに、ただひたすら、クライエントの声に集中して耳を傾けましょう。
クライントのことを、ただ、ただ、もっと、もっと知りたい一心で、うなづき、共感し、こちらがクライエントの声を、誤解をしていないかどうかを、伝え返しなどで確認してみましょう。
試験なので、自分が主役と思ってしまいがちなのですが、試験でも、実務と同じく、クライエントが主人公です。
15分の主役はクライエントですよ。
それぞれの課題を思い返して、早口になってしまう、とか、言葉をかぶせてしまうといった、悪い癖などが出さないように気をつけましょう。
じっくりと丁寧に、クライエントの声に耳を傾け、寄り添ってきてください。
結果はきっと、後から付いてくることでしょう。
みなさまがベストを尽くし、合格することを、心よりお祈りしています。
引き続き、応援しています。
原田 政樹
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