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第24回キャリアコンサルタント試験まで、あと27日(今日を含めず)。
この4週間弱をどのように過ごすのか。
日々頂くご質問やご連絡からは、みなさんの学習進捗度や理解度、達成度合いは様々のようですが、順調に進んでいる方にも、そうでない方にも、エールとともに、アドバイスをお伝えします。
はじめに、比較的順調な方へのエールとアドバイス
まず、これまで比較的順調に、やるべきことが進められている方は、自信を持って、それを進めていきましょう。
たくさん解いてから読むと、味わい深いものです。
過去問演習などがある程度、進んでいる方は、一旦、過去問解きまくりはひと休みして、渡辺先生や木村先生やジル資料、その他出典資料などで、キャリア理論やカウンセリング理論について、興味のある箇所からでも、いや、興味のある箇所だけでも良いですから、じっくりと読んでみるのもおすすめです。
断片的だった知識が、まとまりや繋がりをもったものになるはずです。知識の層が一層厚くなるはずです。それはすなわち、問題への対応力(応用力)が増します。
また、苦手なものはじっくりと確認をし直しましょう。
苦手な内容は、集中的な学習により、苦手⇒得意へ転じることもよくあります。エリクソンとレビンソンの違いなどは、私も学習初期の段階では、苦手中の苦手でしたが、自分ごととして丁寧に何を言っているのかを捉え直してみたら、理解が深まりました。
理論のおすすめ学習法です。暗記は最後の手段にしましょう。
ま、エリクソンはエイト!8段階と覚えましょう(結局、暗記かよ)。
知識の繋がりやまとまりを意識した、そんな期間を1週間ほど作っても良いでしょう。その際には、未来に開拓したい専門分野、深めたい内容が見つかるかもしれません。
総仕上げ模試は15日前後に公開予定です!
その後は、過去問演習に復帰するか、その頃には用意している(はずの)、みん合☆総仕上げ模試(模擬問題)にトライをしてみてください。
第24回対策総仕上げ模試(模擬問題)の公開日程については、早くて15日前後に公開の予定です。
⇒10/14追記:15日の公開は難しく、18日頃の見込みです。申し訳ございません。
⇒10/18追記:たびたびの延期にて申し訳ございません。10月21日(土)の公開予定へ変更させていただきます。大変申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願います。
これまでと同様に、第24回対策の最新版はどなたでもご覧になれるようにいたしますが、これまでの第23回から21回対策の総仕上げ模試(模擬問題)については、みん合☆プラス会員限定で公開しています。
これまでの総仕上げ模試は、次の試験対策にも、活用できますし、キャリアコンサルティング技能検定2級や1級対策にも、是非ご活用ください。
解いておきたい過去問の回について考える。
過去問演習の回数については、いつもお伝えしていますが、10回分以上をやっておくと安心です。
最近2回の試験は全体の合格率が非常に高かったため、やや低め(60%前後)となった第21回試験でのアンケート結果を紹介します。
▼過去問の実施回数と合格率の相関関係について▼
過去問の回数 | 人数 | 合格者数 | 合格率 |
これまでのすべて(20回分) | 67 | 66 | 98.5% |
10回~19回分くらい | 104 | 101 | 97.1% |
4回~9回分くらい | 244 | 221 | 90.6% |
1回~3回分くらい | 182 | 152 | 83.5% |
過去問は特にやっていない | 13 | 10 | 76.9% |
10回分以上の過去問を実施している方は、合格率が有意に高く、これまでのどの試験回においても概ね90%以上の自己採点合格率であることが、アンケートから明らかになっています。
後述しますが、その10回分以上の中には、2級技能検定の直近3回分等を組み入れることもおすすめです。
そして、直前期といえば、時事問題対策です。
時事問題対策のデータなどは、直前に詰め込む方も多く、おすすめです。短期記憶の仕組みからもしても、超直前期の緊張感の中で、インプットすることは、合理的です。
なお、時事問題対策は、楽習ノートプラスの活用がおすすめです。超直前期は楽習ノートプラスを毎日のようにチェックするのも良いでしょう。
これから本格スタートする方へのエールとアドバイス
今からでも間に合いますか?というご相談を、この土日にもたくさん頂きました。
間に合うか、間に合わないかはあなた次第です。
まずはこちらのデータをご覧ください。
◇試験対策期間と合格率の関係
前回の第23回はみなさんの合格率がとても高く、差が見えづらいため、合格率が60%前後となった、第21回試験のみん合☆アンケート結果から、学習期間別の(自己採点)合格率をお伝えします(有効回答数610名)。
学習期間 | 割合 | 合格率 |
6ヶ月以上 | 11.7% | 91.5% |
3ヶ月以上6ヶ月未満 | 35.8% | 94.5% |
2ヶ月以上3ヶ月未満 | 23.5% | 93.0% |
1ヶ月以上2ヶ月未満 | 14.9% | 83.5% |
1ヶ月未満 | 14.1% | 80.2% |
他の学習期間に比べてやや合格率は下がるものの、みん合☆アンケート回答者全体の約1割(14.1%)の方は、1か月未満の試験対策期間で受験し、そのうちの80.2%の方が合格しています。
ちなみに、前回の第23回は全体的な合格率が高かったことがありますが、「1ヶ月未満」の方の、92.3%が無事に合格しました。
無理と決め付けずに、諦めずに進みましょう。
合格可能性は十分にあると捉え、前向きに準備しましょう。
ただし、時間はあまりありません。
やればやるほど、時間が足りないと思うはずですが、寸暇を惜しんで対策を進めていきましょう。移動時間や隙間時間を活用しましょう。
挫けそうになってしまったら、回によって難易度には差があることを思い出してください。最近2回のように、合格率が高い回になるかもしれません。
悲観せずに、ベストを尽くしましょう。
何から始めるのか?
養成講座のテキストの読み込みなどをしている時間はありませんし、それは合格にマストではありません。
インプットよりもアウトプットが、この試験対策では重要です。
学科試験を知るために、なにはともあれ、すぐに過去問を解いてみましょう。
試験回単位で問1から問50まで順番どおりに解く、タテ解きを1回分やってみましょう。
一気に解く時間がなければ、分けてでもかまいません。また、出来は気にする必要はありませんが、採点をしてみましょう。
最近の23回、22回は、はじめに解く素材としてもおすすめです。
最初の1回が、学科試験を知るための大きな第一歩です。この試験の出題範囲と内容の全貌が見えてくるでしょう。
本試験では35問が獲得できれば合格です。
現時点での合格までの距離をまず確認しましょう。
養成講座で身につけた知識や、ある意味、常識的に解ける問題も中にはあり、多くの方が30問前後は最初から獲得できるのではないでしょうか。
あと5問、あと10問の獲得が、試験日までの課題となります。
それは、率直に言って、重たい課題となりますが、これまでにも、この1ヶ月でなんとかした方、なんとかなった方は実際に多いと捉えましょう。
直近1回分のタテ解きが終わりましたら、解説をよく読み、出典資料や参考書で出題箇所を確認しましょう。
参考書は木村先生と渡辺先生のものは手元にあった方がスムーズです。必要な道具は早く揃えましょう。
得意と苦手を見極めましょう。
その後は、出題範囲ごとにヨコ解きをすることによって、その出題範囲における頻出項目や頻出資料やサイトの把握に努め、得意は伸ばし、苦手を克服する作戦に移りましょう。
ヨコ解きって何?という方はこちらをご覧ください。
ヨコ解きをはじめとした過去問攻略には、問題ごとの出題範囲名を整理した表、出題範囲マトリックス・タテヨコくんをご活用ください。
なかでも、残り4週間と考えると、最近の国家試験9回分と2級技能検定6回分を整理している、次のタテヨコくんのご利用がおすすめです。
[2級第25回〜30回&国家第15回〜第23回]タテヨコくん【PDF版】【Excel版】
なお、登録試験機関で公開が終了した過去問題につきましては、サイトでの公開や掲載が著作権保護のために禁止されています。必要な方は、お気軽にお問合せください。
何回分解くか?目標を定めましょう。
何回分くらいの過去問を解くべきなのか、については、いつもの試験後のアンケート結果からは、たくさんの回を解くと合格率が高まる、回数比例的な関係があります。
たくさんの回を解いている人、それを繰り返して解いている(回している)方の合格率は、有意に高いと言えますが、あと4週間で国家試験全回分(23回分)を解くというのも、さすがに気が遠くなってしまいますし、精神衛生上も良くありません。
そんな方には、おすすめの回数があります。
ミニマム、かつ効果的な過去問攻略には、6回分を目標に!
とにかく早く試験対策を軌道に乗せたい、勢いをつけたい、最近の試験で必要な知識をとにかく早く!という方は、国家試験と2級技能検定の最近の回のものを解いてみてはいかがでしょうか。
ミニマムな6回分の制覇を目標に!
国家試験最近の6回分 もしくは 国家直近3回分+2級直近3回分
2級技能検定は、2020年度より国家試験と出題範囲が全く同一のものとなり、それ以前からも内容に重複がありましたが、より一層、出題内容や出題順序などがそっくりなものになりました。似たような問題が、相互に出題されあうようなことも珍しくありません。
時事問題対策を考えても、最近の2級をやっておくことはおすすめです。時事的な問題など、新しいトピックは、2級で出題された後に国家試験で出題されるようなことも感じられます。
直近3回分ずつ、合計6回分のタテヨコくんミニマムもご用意しています。
[国家+2級直近3回分]タテヨコくんミニマム【PDF版】【Excel版】
2級の過去問解説については、みん合☆プラス会員に限定公開していますので、会員の方は2級を解くということも是非検討をしてみてください。
ミニマム6回分の過去問演習は、ミニマムながらも、最近の出題傾向や時事的問題にも対応でき、合格への「最短距離の過去問セット」と捉えています。
また、総仕上げ問題集には問題数を通算すると、200問の四肢択一式の問題が収載されていますから、4回分の過去問に匹敵します。
さらに言えば、「総仕上げ問題集」は、1問に様々な出題トピックを組合せて問題を作成していますから、4回分以上の過去問演習の効果があるはずです。
前述のように、10回分以上の過去問を実施している方の合格率は、概ね毎回90%を超えます。
ミニマムな6回分+総仕上げ問題集
これはかなり、ミニマムながら、かなり強力な組み合わせかもしれません。
机に向かえるときは過去問を、移動時間や隙間時間には総仕上げ問題集のルーティンを作ってみてはいかがでしょうか。
また、知識が整理されていない、インプットが足りないと感じる方は、テキスト&問題集をご活用ください。
テキスト&問題集(第3版)
解きっぱなしはいけません。
過去問を解いたら、解きっぱなしにしてはいけません。間違えた問題や、自信の無い問題の内容の確認と復習(解き直し)が大切です。
間違えた問題は特に、解説や出典資料、参考書を参照して、理解を心がけましょう。腑に落ちていないと、次に出題されたときに同じ誤りをしてしまいます。
本試験で最もダメージが大きいのは、未知の問題が出題されることよりも、解いたことがある既知の問題が出題されたにもかかわらず、自信を持って解けないことです。
あまり間を置かずに、解き直してください。間違えた問題をスマホに写真を撮っておけば、移動時間などにも確認できます。
残りの期間、寸暇を惜しんで、過去問演習にトライしてみてはいかがでしょうか。
なお、過去問演習は、解説の確認まで含めると、はじめのうちは時間がかかるものですが、以降のヨコ解きでは、徐々に知っている内容も増えてきて、解説の確認時間は徐々に短縮されます。
似たような問題も多く、いちいち解説を確認しなくても済む問題もあるでしょう。そこまでくると、合格はもうすぐです。
似たような問題がしばしば出題されることを知ることも、落ち着いて試験に立ち向かい、合格するための秘訣と思います。
まだまだ、伸びます!合格します!
残り4週間。
キャリコン受験生は忙しい方ばかり。公私に及び、様々な役割や責任を負ったみなさんばかりです。
あなただけではないですよ。
寸暇を惜しんで、積み重ねていきましょう。
そして着手したものについては、自分のものにしていきましょう。
どうぞ、みん合を使い倒してください。
この試験は、ご努力を裏切らない試験です。
焦ってしまいそうになったら、深呼吸して、1問を解きましょう。
1ページを読みましょう。
ご自分を落ち着かせるには、それしかありません。
学びの不安は、学びで解消です。
キャリアコンサルタントになったら、どのように資格を活かしていきますか?
どのように、仕事に役立てていきますか?
どんな支援をしたいですか?
どんな職業生活を設計していきますか?
未来を描きながら、気持ちを高めていきましょう。
応援しています。
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1級第12回過去問解説も間もなく完成します!
学科試験対策のお伴に、ご検討ください。
テキスト&問題集や総仕上げ問題集をお持ちでない方には、お得なセットのコースがおすすめです。
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