みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験

第24回試験アンケート結果の公開【自己採点/学習期間編】

動画での視聴はこちらから(You Tube)

第24回キャリアコンサルタント試験を受験した皆様、本当におつかれさまでした。

皆様の合格を、心よりお祈りしています。

そして、学科試験の解答速報のページでのアンケートへのご協力を誠にありがとうございました。今回は過去最高レベルの891名の方のご回答をいただきました!

過去最高だったのは、コロナ禍で一度試験が延期された後の、第15回試験の894名で、それに匹敵するほどの多くの方からのご協力を得ることが出来ました。

本日は学科試験の自己採点結果と予想合格率、みなさんの学習期間と合格率の相関などについて、公開します。

受験した方は試験の振り返りに、今後受験する方は試験対策の参考に、是非ご活用ください。

たくさんの皆様からの貴重なお声は、今後受験する方にとっては合格への羅針盤となり、地図になります。

皆様のご協力に、心より御礼申し上げます。

回答総数のお知らせ

まず、最近の試験の受験者数、これまでのアンケートの回答者数と回答者数の全受験者に占める割合をお伝えします。

  受験者数 回答者数 回答者数の割合
第20回 3,998名 502名 12.56%
第21回 4,158名 610名 14.67%
第22回 4,797名 808名 16.84%
第23回 3,812名 694名 18.20%
第24回 4,268名 891名 20.88%

回答者数の割合を15%とすると、今回の受験者数はかなり多くなりそうです。単純計算で5,940名ですが、そこまで増加するかどうかはさておき、5,000名を大きく超える可能性は高いと予想しています。

合格発表後の追記】受験者数はそこまで多くなく、回答者数の割合が高かったことが要因でした。アンケートへのご協力をありがとうございました。

それではアンケート結果の発表、気になる自己採点結果からお伝えします。

自己採点合格率は77.3%!!

回答数:第23回686件、第24回876件

自己採点による正解選択肢数は、次のようになりました。前回(第23回)と今回(第24回)を比較する形でお伝えします。

前回からの大幅な難化は明らかにて、50~41問の高得点層は約半減しており、合格ライン確保層の割合は、前回の95.1%から77.3%へ17.8ポイント減少しました。

34~30問のあと一歩だったみなさんの割合は3.9%から18.2%へと14.3ポイント増加しました。

第23回と第22回は似た結果でしたが、第24回はこれら2回と比べて、大幅に難化した回と言えるでしょう。

これまでにも定期的に、何度か「難化」の回を経験してきましたが、似た回がないかと探してみたところ、自己採点結果が類似している回がありました。

学科試験の出題範囲表が改定された第15回以降で、最も低い合格率(56.8%)となった、第17回です。第17回と今回を比較してみましょう。

合格ラインを確保している層の割合は、第17回が81.0%、第24回が77.3%と近く、グラフが表す分布も似ていますが、高得点層は第24回の方が7.4%ポイント高くなっています。

なお、自己採点結果の数値の読み取りには、ご注意ください。

自己採点合格率と実際の合格率の差について

アンケートの自己採点結果と実際の合格率には毎回15%~30%の差があります。

これは当アンケートにご協力を頂く皆さんの得点が、高い傾向にあるためです。決して、実際の採点が厳しいとか、傾斜配点や配点調整はありませんので、ご安心ください。

ちなみに、下の表は、当サイトでの第19回試験以降の自己採点アンケート結果と、各登録試験機関の実際の合格率の比較を紹介します。

アンケート合格率よりも、約15%~30%、実際の合格率が低い傾向があります。

【みん合アンケートでの合格率と実際の学科試験合格率の差】

  アンケート合格率 実際の合格率(2機関平均)
第19回 84.3% 61.6%
第20回 92.2% 77.9%
第21回 90.3% 61.7%
第22回 97.2% 82.2%
第23回 95.1% 83.6%
第24回 77.3% 52.6%

第17回はアンケート合格率81.0%に対して、実際合格率は56.8%でした。

予想合格率は55%前後を予想

自己採点結果と実際の合格率のこれまでの隔たりから考えると、第24回学科試験の合格率は55%前後と予想しています。

合格発表後に追記しました
第24回学科試験実際合格率は、協議会53.0%、JCDA51.6%、2機関平均52.6%でした。

手応えも第17回と類似

みなさんが感じた難易度について、まずは前回第23回との比較です。

とても難しかったとする方が、26.8ポイント増加しており、88.1%の方が「とても難しかった」もしくは「やや難しかった」と回答しており、合わせると、20.4ポイント増加しました。

また、難易度のアンケート結果は、17回とやはり類似していました。

ほんと、似ていますね(汗)

第17回との類似性は、問題の特徴にも表れており、第24回の特徴的だった内容や今後の対策のポイントは次の記事で詳しくお伝えしていますので、参考にしてみて下さい。

第24回試験の難易度と出題傾向を振り返る。

学科試験対策に要した学習期間

つづいて、学習期間に関するアンケート結果です。

回答数:第23回684件、第24回883件

学科試験対策に要した学習期間は、毎回、ほぼ同じ傾向で、「3ヶ月以上、6ヶ月未満」が最も多く、「2ヶ月以上、3ヶ月未満」が続きます。

では、学習期間と合格率の相関を見てみましょう。

学習期間 合格率
6ヶ月以上 83.3%
3ヶ月以上6ヶ月未満 76.6%
2ヶ月以上3ヶ月未満 83.3%
1ヶ月以上2ヶ月未満 73.9%
1ヶ月未満 65.4%

養成講座の修了時期との兼ね合いもありますが、1ヶ月未満では明らかに合格率が下がっており、できれば、2ヶ月以上は確保しておきたいところです。

次の第25回のキャリアコンサルタント試験は、2024年3月3日に実施されますので、あと96日です(収録日:11月28日から数え)。

本格始動にはちょうど良い時期です。

また、3月試験のみなさんは、試験対策期間は年末年始を挟みます。どうしても公私ともに忙しくなる時期かと思いますから、早めにスタート、出来る時に学び貯金をしておきましょう。

以上、今回は自己採点結果と難易度、学習期間に関するアンケート結果をお伝えしました。

次回は、過去問の実施回数や合格率との相関に関するアンケート結果をお伝えします。また、皆さんからのご意見も、後日たっぷりと紹介します。

スムーズな合格には、情報と受験経験者からのノウハウ、ご自身に合った作戦も必要です。これらのアンケート結果をどうぞご活用ください。

合格目指して、ご一緒に、頑張っていきましょう。

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