能力開発基本調査は、官公庁資料の中でも、特に多く出題されており、第24回試験までの間、第3回を除き、毎回出題されています。
なお、一度の試験での出題は、1問だけではなく2問(過去には3問の回も!)、出題されることもあり、出題内容も多岐に及びます。
最も念入りに対策しておきたい官公庁資料です。
令和4年度版で対策しましょう
能力開発基本調査の令和4年度版は昨年6月に公表されましたが、この資料は以前から比較的早期に出題される傾向があり、予想通り、11月の第24回試験で出題されました。
今後の試験、特に第25回(3月)と第26回(7月)では、令和4年度版の出題が続くと思われます。
この資料はプリントアウト推奨
この資料(調査結果の概要)は、楽習ノートプラスのまとめや問題、過去問などを解く際に、いつでも参照できるように、プリントアウト推奨ナンバーワン資料です。
なお、私が受験生だとしたら、官公庁資料でプリントアウトをするのは、この資料、次いで、第11次職業能力開発基本計画です。労働経済の分析はボリュームがありすぎるのでファイリングしても、使いこなせる自信がありません(汗)
私の場合は、A4用紙に2面付(2ページを1枚)にして印刷してファイリングし、すぐに確認できるようにしています。字が小さくなってしまうため、小さな文字が苦手な場合にはおすすめできませんが、全62ページですから、半分の紙数におさまり、薄いファイルに収納できます。
自分の勤務先などと比べてみる
この資料は、じっくりと精読することもおすすめです。
その際には、ご自身や近しい方が勤務している会社などと照らし合わせてみて、なるべく「自分ごと」として捉えてみましょう。
自己啓発への支援や、教育訓練休暇制度などが、うちの会社にあったかな?職業能力開発推進者って誰だろ?といった具合です。
ちなみに、職業能力開発推進者を設置している企業は11%だそうです(令和4年度P8)。
どのようにお感じになりましたか?
そうした印象づけも、資料対策では大切です。
調査結果は、企業調査、事業所調査、個人調査の3部構成になっています。
各部ごとに通読し、その後は楽習ノートプラスのまとめ編と問題編を活用して、内容を確認しましょう。本試験レベルの四肢択一式の実践的な問題集(全15問)もご用意しています。
攻略手順
①資料を通読しましょう。
斜め読みでもOKですが、読むのがシンドいという場合には②からでも良いです。その場合には、②において疑問点が生じたら、資料に立ち戻り、確認してください。
②楽習ノートプラスで、調査ごとに「まとめ編→問題編」で内容をじっくりと確認しましょう。
③本試験レベル問題集(楽習ノートプラスにあります)で実践的な問題演習をしましょう。
④本試験レベル問題集を利用しない場合、もしくはさらに念入りに対策する場合は、過去問のヨコ解きをしましょう。ヨコ解きリンクはページ下部にあります。
まとめと問題編(全72問)をご用意しています!
楽習ノートプラスに内容のまとめと問題編(一問一答:72問)をご用意しています。問題編はプラス会員限定公開です。キーワードや解答を隠すことが出来る、Check Sheet機能を活用し、移動時間などを有効活用しましょう。
≪会員限定≫令和4年度能力開発基本調査【1企業調査:問題編14問】
≪会員限定≫令和4年度能力開発基本調査【2事業所調査:問題編29問】
≪会員限定≫令和4年度能力開発基本調査【3個人調査:問題編29問】
まとめ編でポイントを整理し、問題編で正誤判定力を磨いて知識を固めましょう。
本試験レベル問題集(全15問)をご活用ください!
これまでに出題された能力開発基本調査に関する過去問について、出題内容の重複をまとめ、調査結果から削除された内容等は除外し、全15問の四肢択一式問題へと改題を行い、令和4年度調査の内容に合わせた正答と解説を作成しました。
今後の試験に活用できる未来(予想)問題集です。どうぞご活用下さい。
≪会員限定≫令和4年度能力開発基本調査「本試験レベル問題集」
能力開発基本調査については、過去問要らずにしようと思い作成しました。動画での解説もありますので、どうぞご活用ください。
ヨコ解きリンクを改訂(追加)しました。
能力開発基本調査の出題内容をヨコ解きするための、過去問のヨコ解きリンクを整理しました。
なお、上記の本試験レベル問題集で概ね出題内容をカバーしていますので、本試験レベル問題集を実施しましたら、能力開発基本調査の過去問のヨコ解きは、もはやマストではありません。
出題された大問(選択肢4つ分の問題)を、章ごとに分類しています。国家試験と2級の出題回と問題番号を表記しています。
そして、各問題番号から、過去問解説のページへリンクしています。なお、直近3回分以前の国家試験及び2級の過去問解説は、みん合☆プラス会員限定公開となります。ご了承ください。
Newマークは、直近の第24回国家試験で出題のあった大問です。
なお、過去問解説では、当時の古い版からの出題に関しても、令和4年度版での内容を追記して解説していますので、アップデートされた解説を、是非ご確認ください。
出題箇所について、資料にマーカーや印などをしておくと、頻出箇所、問われるポイントが見えてくるはずです。
1.企業調査(P1〜P10)
第6回問16 第8回問17 第12回問16 第13回問17 第20回問11
2.事業所調査(P11〜P36)
第1回問17 第2回問2 第4回問17 第5回問3 第7回問17 第10回問1 第11回問17 第12回問4 第14回問16 第15回問12 第23回問17
2級第19回問2 2級第19回問19 2級第20回問2 2級第26回問2 2級第30回問2
3.個人調査(P37〜P62)
第9回問3 第15回問15 第17回問12 第18回問15 第19回問15 第20回問3 第21回問3 第21回問14 第22回問2 第24回問2
その他(調査全般に関する出題)
もはや、やらなくても良い大問
これは、最近の調査結果から除外された内容の問題のため、試験対策上は精査の必要はありません。
全体的な出題傾向を見ると、以前は2の事業所調査の出題が多かったのですが、第15回以降は、3.個人調査からの出題も多くなりました。
この資料は、ヤマを張るのではなく、どこから出題されても対応できるようにしておきたい、最重点資料に位置づけましょう。
また、資格取得後は、この資料のデータを、クライエント企業や社内への提案材料として活用することができる、キャリアコンサルタントにとっては貴重な情報源とも言えます。
移動時間やスキマ時間も活用し、企業における能力開発の現状を確認しましょう。
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