第25回キャリアコンサルタント試験まで、あと29日(今日を含めず)。
この4週間をどのように過ごすのか。
日々頂くご質問やご連絡からは、みなさんの学習進捗度や理解度、達成度合いは様々のようですが、順調に進んでいる方にも、そうでない方にも、エールとともに、アドバイスをお伝えします。
はじめに、比較的順調な方へのエールとアドバイス
まず、これまで比較的順調に、やるべきことが進められている方は、自信を持って、それを進めていきましょう。
たくさん解いてから読むと、味わい深いものです。
過去問演習などがある程度、進んでいる方は、一旦、過去問解きまくりはひと休みして、渡辺先生や木村先生やジル資料、その他出典資料などで、キャリア理論やカウンセリング理論について、興味のある箇所からでも、いや、興味のある箇所だけでも良いですから、じっくりと読んでみるのもおすすめです。
断片的だった知識が、まとまりや繋がりをもったものになるはずです。知識の層が一層厚くなるはずです。それはすなわち、問題への対応力(応用力)が増します。
また、苦手なものはじっくりと確認し直しましょう。まだ落ち着いて確認する時間的な余裕があります。
苦手な内容は、集中的な学習により、苦手⇒得意へ転じることもよくあります。エリクソンとレビンソンの違いなどは、私も学習初期の段階では、苦手中の苦手でしたが、なるべく、自分ごととして捉え直してみたら、理解が深まりました。
大人の階段を上り、思春期には葛藤し、好きな人が出来て自らの家庭をつくり、仕事でも実績を出せるようになり居場所を確保したと思ったら、踊り場のような、どこか手持ち無沙汰で不安を感じる期間もあるでしょう。子が巣立ち、後進を育てることに喜びや楽しさを見出したり、自らの老後を考えることも増えてきます。
レビンソンでいうと、人生半ばの過渡期、エリクソンでいうと世代性を感じる成人期を私は迎えているようです。
理論のおすすめ学習法です。暗記は最後の手段です。
知識の繋がりやまとまりを意識した、そんな期間を1週間ほど作っても良いでしょう。その際には、未来に開拓したい専門分野、深めたい内容が見つかるかもしれません。
みん合☆総仕上げ模試は11日前後に公開予定です!
その後は、過去問演習に復帰するか、その頃には用意している(はずの)、みん合☆総仕上げ模試(模擬問題)にトライをしてみてください。
第25回対策総仕上げ模試(模擬問題)の公開日程については、早くて11日前後に公開の予定です。三連休にはなんとか提供すべく、準備をしています。お待たせしており申し訳ありません。
これまでと同様に、第25回対策の最新版は誰でもご覧になれるようにしますが、これまでの第24回から第21回対策の総仕上げ模試(模擬問題)については、みん合☆プラス会員限定で公開しています。
これまでの総仕上げ模試は、もちろん、次の試験対策にも、そのまま活用できます。
目標問題数は10回分(500問:2000選択肢)
過去問は国家試験の直近3回分、また出題内容が国家試験と非常によく似ている、2級技能検定も直近3回分の合計6回分の過去問を解くことを、特におすすめしていま。
さらに過去問を遡ったり、総仕上げ問題集や、上記のみん合☆総仕上げ模試などで、10回分の問題演習を行い、それらの知識を自分のものにしましょう。
過去問や問題集の問題は10回分(500問:2000選択肢分)を目標にしましょう。
もちろん、さらに多くの問題を解いておけば、より、出題内容へのカバー率は高まります。過去問ヨコ解きで、さらに遡るのも良いでしょう。ただ、あまり欲張りすぎてもいけません。確実に、自分の知識を増やしていきましょう。
総仕上げ問題集には150問の四肢択一式問題と1回分(50問)の模擬問題が収載されていますから、全200問です。国家試験と2級の直近3回分と合わせると500問:2000選択肢分です。合格に必要十分な問題量と言えるでしょう。
また、一度解いて、「間違えた問題」や「自信を持って解けなかった問題」は特に、解説や出典資料などをよく確認して、再度解き直しましょう。
解き直しは、例えばスマホで写真を撮っておいて、移動時間やスキマ時間に確認するのもおすすめです。
問題演習は、二巡が基本、間違えた問題は三巡しましょう。回転させましょう。
過去問を一巡目はタテ解きで解いた方は、二巡目はヨコ解きで解いてみましょう。その出題範囲の出題傾向と内容の理解が深まるはずです。
時事問題対策は楽習ノートプラスで
そして、直前期といえば、時事問題対策です。
雇用指標のデータなどは、直前に詰め込む方も多く、おすすめです。短期記憶の仕組みからもしても、超直前期の緊張感の中で、インプットすることは、合理的です。
時事問題対策は、楽習ノートプラスの活用がおすすめです。超直前期は楽習ノートプラスを毎日のようにチェックするのも良いでしょう。
特に、労働経済の分析、能力開発基本調査、第11次職業能力開発基本計画の御三家資料対策は必須です。労働経済の分析の年版での出題可能性については、記事と動画を公開しています。どうぞご活用ください。
また、雇用指標の記事と動画を改訂しました。
2022年(度)までの完全失業率と有効求人倍率【まとめ編】(改訂版)
≪会員限定≫2022年(度)までの完全失業率と有効求人倍率【問題編】(改訂版)
これから本格スタートする方へのエールとアドバイス
今からでも間に合いますか?というご相談をいただきます。
間に合うか、間に合わないかはあなた次第です。
こちらのデータをご覧ください。
◇試験対策期間と合格率の関係
前回の第24回は合格率が最近の回の中では特に低く、2つの登録試験機関の平均では52.6%でしたが、みん合アンケートでは、学習期間1ヶ月未満の方であっても、65.4%の方が合格しています。
▼第24回試験のアンケート結果(学習期間と合格率の相関)
学習期間 | 合格率 |
6ヶ月以上 | 83.3% |
3ヶ月以上6ヶ月未満 | 76.6% |
2ヶ月以上3ヶ月未満 | 83.3% |
1ヶ月以上2ヶ月未満 | 73.9% |
1ヶ月未満 | 65.4% |
国家試験+2級技能検定の直近3回分の過去問解説+総仕上げ問題集や総仕上げ模試で、ベストを尽くしましょう。
学習スタートにあたりましては、そのマインドセットと学習方法の確認のため、次のページもご覧ください。
合格可能性は十分にあると捉え、前向きに準備しましょう。
ただし、時間はあまりありません。
やればやるほど、時間が足りないと思うはずですが、寸暇を惜しんで対策を進めていきましょう。移動時間や隙間時間を活用しましょう。
挫けそうになってしまったら、回によって難易度には差があることを思い出してください。難易度は神のみぞ知るところではありますが、難しい回の後に、合格率が高めに転じることは、これまでにもありました。
▼第15回以降の学科試験平均合格率
悲観せずに、ベストを尽くしましょう。
国家3回、2級3回のミニマム6回分の過去問演習は、ミニマムながらも、最近の出題傾向や時事的問題にも対応でき、合格への「最短距離の過去問セット」と捉えています。
タテヨコくんも、これくらいなら何とかなりそうな気持ちになりませんか。
[国家+2級直近3回分]タテヨコくんミニマム【PDF版】【Excel版】
この6回に「総仕上げ問題集」を加えてみてはいかがでしょうか。
総仕上げ問題集は問題数を通算すると、200問の四肢択一式の問題が収載されていますから、4回分の過去問に匹敵し、さらに言えば、1問に様々な出題トピックを組合せて問題を作成していますから、4回分以上の過去問演習の効果があるはずです。
これはかなり、ミニマムながら、かなり強力な組み合わせと思います。
机に向かえるときは過去問を、移動時間や隙間時間には総仕上げ問題集で問題を解くルーティンを作ってみてはいかがでしょうか。
また、知識が整理されていない、インプットが足りないと感じる方は、テキスト&問題集をご活用ください。
テキスト&問題集(第3版)
理解半分でも良いですから、テキスト&問題集を早めに一巡させると、スムーズに解ける過去問はだいぶ増えるはずです。深い理解は過去問を解きながら行いましょう。
まだまだ、伸びます!合格します!
残り4週間。キャリコン受験生は忙しい方ばかり。公私に及び、様々な役割や責任を負ったみなさんばかりです。
あなただけではないですよ。
寸暇を惜しんで、積み重ねていきましょう。
そして着手したものは、確実に、自分のものにしていきましょう。
どうぞ、みん合を使い倒してくださいね。
この試験は、ご努力を裏切らない試験です。
焦ってしまいそうになったら、深呼吸して、1問を解きましょう。
1ページを読みましょう。
ご自分を落ち着かせるには、それしかありません。
学びの不安は、学びで解消しましょう。
そして、キャリアコンサルタントとして活躍する未来を描きながら、気持ちを高めていきましょう。
応援しています。
土日も会員登録&発送してます!みん合☆プラス会員のご案内
キャリアコンサルタント試験の直近3回分以外の過去問解説や、試験傾向が非常によく似ている2級技能検定や1級技能検定の過去問解説、そのほか会員限定公開のページは、みん合☆プラス会員へ入会するとご覧になることができます。
学科試験対策のお伴に、ご検討ください。
テキスト&問題集や総仕上げ問題集がお手元にない方には、お得なセットのコースがおすすめです。
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みんなで合格しましょう!