みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験

第26回キャリアコンサルタント試験合格発表

本日、第26回キャリアコンサルタント試験の合格発表が行われ、両登録試験機関から、合格率等の受験者データが発表されました。

第26回キャリアコンサルタント試験合格発表

キャリアコンサルティング協議会

学科試験 受験者数3,524名 合格者数2,375名 合格率67.4%(前回65.2%)

実技試験 受験者数3,442名 合格者数2,018名 合格率58.6%(前回67.8%)

学科、実技同時受験者 受験者数2,696名 合格者数1,306名 合格率48.4%(前回52.7%)

日本キャリア開発協会(JCDA)

学科試験 受験者数1,478名 合格者数899名 合格率60.8%(前回59.6%)
実技試験 受験者数1,299名 合格者数930名 合格率71.6%(前回63.0%)

学科、実技同時受験者 受験者数1,024名 合格者数580名 合格率56.6%(前回49.1%)

学科試験の受験者数は、両機関の合計で、5,002人(前回5,698人)でした。

そして、学科試験合格率は、解答速報での自己採点アンケート結果(アンケート合格率86.5%)から、70%前後と予測をしていましたが、両機関を合計した平均合格率は65.5%(前回63.7%)でした。

これまでの平均合格率の推移(15回試験以降)は次のとおりです。

なお、みん合アンケートでの自己採点合格率は86.5%でしたので、実際合格率とは、21%の差がありました。

15%程度の差は毎回あるのですが、今回は差が大きく出ました。

時折、ご質問があるのですが、実際の学科試験での傾斜配点や得点調整の実施は、確認したことはありません。その点はご安心ください。合格率の差は、みん合のアンケートに回答して頂く方たちの学習到達度、習熟度が高いことによるものです。

また、学科、実技同時受験の両科目合格者は協議会で48.4%、JCDAでは56.6%でした(両機関の合計50.7%)。50%を下回る回は、両科目の合格率が特に厳しい回であると位置づけていますが、今回は協議会がそれを下回る結果でした。

同時受験者の両科目合格率は50%をターゲットにしているのではないかと、勘ぐってしまうようなグラフが出来ます。

この難関を乗り越えて合格したみなさん、本当におめでとうございます。合格は、これまでのご努力の賜物に他なりません。

心身の疲れを癒やしましたら、キャリアコンサルタントとして始動をしていきましょう。

遠慮せずに、これまでに思い描いていたことを実現していきましょう。

不合格だったみなさんへ

キャリアコンサルタント試験は、英検や日商簿記検定や宅建士のように誰でも自由に(養成講座などがなく)受験できる試験ではなく、9割以上の方が養成講座で研鑽を積んでから受験しています。

150時間に及ぶ養成講座を受け、さらには修了後の自主勉強会、有料勉強会、みん合などで研鑽、学習をしてきた方たちの中で、両科目の同時合格者が約半数であることは、難易度的には、私は非常に厳しい国家試験、資格試験に属すると捉えています。

しばしば、雑誌の資格特集やSNSなどでは、易しめな国家試験などと位置づけられることはありますが、それは、養成講座の仕組みや内容、学習時間捻出のための努力や、自己学習の工夫などをあまり考慮していないものと捉えています。

私も、不合格の悔しい経験もしていますが、一つ言えることは、この試験は、いつ合格するのかは、これからのご自身の歩みにとって、それほど大きな問題ではありません。

さまざまな捉え方はあると思いますが、この結果をどのように受けとめ、どのように研鑽を積み、対策をして、次回に合格するかが大きな問題です。

悔しい思いをすること、期待していた結果が得られなかったという経験をすることは、シュロスバーグの転機の理論やクランボルツのプランドハプンスタンス理論をまさに体感することであり、対人支援職であるキャリアコンサルタントにとっては、貴重な体験、財産へと変化する日がやってくるはずです。

ですから、徐々に心を落ちつかせ、どのように乗り越えていくかをともに考えていきましょう。

学習方法などのご相談がありましたら、ご遠慮なくお声を伝えください。

また、実技試験が不合格になってしまった場合には、今回合格した養成講座の同期のメンバーたちに、勇気を出して協力の依頼をしておきましょう。
きっと協力してくれるはずです。

実技の再受験については、あらためて研鑽の機会を得たと思いましょう。資格を取得するまでに、技能がもう一段、二段、上がります。

前回の経験が無駄ではなかったと思える日が必ず来るはずです。

学科の再受験については、是非、みん合を使い倒してしまってください。

過去問や問題集の問題は、2級と合わせて10回分以上(500問)のマスターを目標にしましょう。

また、アンケートからは、学習の習慣化や、スキマ時間活用が身についている方は、難易度に関わらず、確実な「強さ」を感じます。

なかなか時間が取れない、という方は5分、10分の隙間時間を毎日複数回、確保できないか点検して、時間を捻出する工夫をしましょう。

受験されたすべての皆様、本当に、お疲れさまでした。

受験を支えてくれた、ご家族、パートナー、友人、同僚の方たちなどにも、是非、これまでの協力への感謝の気持ちとともに報告をしましょう。

そして、合格した方も、悔しい思いをした方も、新しい日々を創っていきましょう。

アンケートを公開しています。

第26回試験の解答速報で実施したアンケートの結果や振り返りの記事や動画を、公開しています。

第26回を受験した379名の学習法やご感想

過去問実施回数と合格率の気になる関係【第26回アンケート】

第26回試験アンケート結果の公開【自己採点/学習期間編】

第26回学科試験を振り返る。

これから受験する方やリベンジを誓った方はもちろんのこと、合格された方も是非、第26回の振り返りに、同時期に同じ目標に向けて頑張った仲間たちの健闘を称え合いましょう。

第26回の過去問解説を公開しています。

学科試験が不合格だった方は、まずは、第26回の「誤答分析」から始めましょう。ご自身の得手不得手などの現在地を確認し、合格への距離感をつかみましょう。

今後の合格作戦立案に役立てましょう。

なかには、どうして間違えたんだろう?という問題もあるかもしれません。ご自身の誤答にパターンや、読み間違えの癖などがないかを確認してみてください。

そして、それを意識して克服していきましょう。これまでに蓄積しているアドバンテージはあるはずですから、自信を持って進みましょう。

第26回過去問解説

試験の振り返りに、今後の試験対策にどうぞご活用ください。

第26回(7月)対策のプラス会員の方へのお知らせ

第26回(7月)対策の会員の皆様のご受講期限は、本日2024年8月23日までです。

引き続き会員限定公開ページをご覧になるには、会員期限の延長手続きが必要です。

延長をした場合には、第27回(11月)試験の合格発表のある、2024年12月17日まで、会員限定公開ページをご覧になれます。

なお、過去に会員だった方は、特別価格でのお申込みができますので、新規でお申込みをしないよう、ご注意ください。特別価格や、手続きの方法につきましては下記のページをご覧ください。

第27回(11月)試験対策のための会員期限延長の申込みについて

12月の2級や1級を受験する方も、学科試験が実施される12月8日をカバーしていますので、是非、ご検討ください。

引き続き、頑張るすべての皆様を応援しています。

人生100年時代、キャリアコンサルタントの活躍のフィールドは、今よりももっと広くなるはずです。

ご自身のキャリアも積み重ね、開拓をしていきましょう。

これからも、ご一緒に。

どうぞよろしくお願いします。

みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験

原田 政樹

みん合☆プラス会員を募集しています。

第27回(11月)試験対策のみん合☆プラス会員のご受講がスタートしています。次回合格目標の方は、どうぞご検討ください。ご受講期間は、合格発表のある12月17日までです。

プラス会員への入会につきましては、詳しくは下記をご確認ください。

書籍をお持ちではない方は、みん合☆プラス会員と書籍のセットでお得に購入できます。

【テキスト&問題集(第3版)】出題範囲ごとのまとめと、一問一答の問題が収載されており、知識のインプットとアウトプットをバランスよく行えます。2023年7月に改訂版の第3版を刊行しました。第2版からの加筆箇所はこちらをご覧ください。特徴やレビューは、Amazonをご確認ください。2024年度の改訂予定はありません。

New!【合格問題集(第2版)】
7月に「総仕上げ問題集」を改訂、「合格問題集」へ名称を変更しました。本試験と同様の四肢択一式の問題集で、過去問を徹底研究した実践的な問題演習が出来ます。出題傾向分析のページと四肢択一式問題、模擬問題が収載されています。特徴やレビューについては、Amazonをご確認ください。改訂にあたり全200問中、約40問を変更しています。

みん合サイト、会員限定ページを、次回試験に向けてさらにパワーアップさせてまいりますので、試験対策のお供に、どうぞご活用ください。

合格目指して一緒に頑張っていきましょう。