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第27回試験アンケート結果の公開【自己採点/学習期間編】

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第27回キャリアコンサルタント試験(学科試験)を受験した皆様、本当におつかれさまでした。実技試験もあわせ、皆様の合格を心よりお祈りしています。

また、週末の協議会の面接試験、最終組のみなさまのご健闘を心よりお祈りしています。

そして、学科試験の解答速報のページでのアンケートへのご協力をありがとうございました。今回は1107名からのご回答をいただきました!

今回は学科試験の自己採点結果と予想合格率、みなさんの学習期間と合格率の相関について公開します。

受験した方は試験の振り返りに、今後受験する方は試験対策の参考に、ご活用ください。

皆様からの貴重なお声は、今後受験する方にとっては合格への羅針盤となり、地図になります。ご協力に、心より御礼申し上げます。

回答者数のお知らせ

今回のアンケートの回答者の総数は1107名でした。

まず、最近5回の学科試験の受験者数、これまでのアンケートの回答者数と回答者数の全受験者に占める割合をお伝えします。

  受験者数 回答者数 回答者数の割合
第23回 3,812名 694名 18.20%
第24回 4,268名 891名 20.88%
第25回 5,698名 1,233名 21.64%
第26回 5,002名 968名 19.35%
第27回 1107名

回答者数が最も多かった前々回(第25回)ほどではないものの、それに次ぐ回答者数でした。回答者数の割合が全体の2割程度と仮定すると、受験者数は5000名から5500名程度の可能性があり、受験者数の多い水準が続いていることが予想されます。

それではアンケート結果の発表、気になる自己採点結果からお伝えします。

自己採点合格率は84.4%!!

回答数:第26回944件、第27回1091件

自己採点による正解選択肢数は、次のようになりました。前回(第26回)と今回(第27回)を比較する形でお伝えします。

前回の第26回と得点傾向がよく似ています

35問以上の自己採点で合格ラインを確保している人の割合は、第26回が86.5%だったのに対して、第27回は84.4%2.1ポイント減少しました。

合格ライン確保層の内訳では、50~41問の高得点層は0.4ポイント増加、40~35問の得点層は2.5ポイント減少しました。

34~30問のあと一歩だったみなさんの割合は、0.6ポイントの増加で、各得点ゾーンごとの割合も非常によく似ていました。

自己採点結果が似ている回

得点の割合が似ている回としては、出題範囲表が改定された第15回以降では第16回試験があります。

また、前々回の第25回も得点の割合が似ていますので、直近3回をあらためて比較していましょう。

自己採点結果による合格率は、第25回80.9%→第26回86.5%→第27回84.4%の推移です。

自己採点合格率と実際の合格率の差について

数値を読み取る際に注意をしてほしいのですが、アンケートの自己採点結果と実際の合格率には毎回15%~25%程度の差があります。

これは当アンケートにご協力を頂く皆さんの得点が、高い傾向にあるためです。決して、実際の採点が厳しいとか、傾斜配点や配点調整の実施を確認したことはありませんから、その点はご安心ください。

ちなみに、下の表は、当サイトでの自己採点アンケート結果と、各登録試験機関の実際の合格率の比較を紹介します。

【最近のみん合アンケートでの合格率と実際の合格率の差】

  アンケート合格率 実際の合格率(2機関平均)
第22回 97.2% 82.2%
第23回 95.1% 83.6%
第24回 77.3% 52.6%
第25回 80.9% 63.7%
第26回 86.5% 65.5%
第27回 84.4%

それを念頭に入れながら、難易度(手応え)のアンケート結果を確認しましょう。

難易度(手応え)のアンケート結果

難易度について、前回と比較してみましょう。

回答数:第26回949件、第27回1087件

難易度(手応え)は似ていますが、「とても難しかった」とする割合が前回よりも7.4ポイント増加している反面で「普通」や「やや易しかった」が各4ポイント程度減少しています。

それでは、第25回も加味してみましょう。

回答数:第25回1210件、第26回949件、第27回1087件

第25回は「とても難しかった」の割合が高いのが特徴です。3回を比較すると難易度の順は、難しい方から、第25回>第27回>第26回になるようです。

実際合格率は64-65%前後を予想

第27回と自己採点結果が似ている回の実際合格率を紹介します。

  自己採点合格率 実際合格率
第16回 86.6% 64.6%
第25回 80.9% 63.7%
第26回 86.5% 65.5%
第27回 84.4%

自己採点合格率と難易度(手応え)を加味すると、25回よりは低く、26回よりは高いため、64-65%前後を予測しています。

学科試験対策に要した学習期間

最後に、学習期間に関するアンケート結果です。

回答数:第26回949件、第27回1096件

学科試験対策に要した学習期間は、毎回、似た傾向があり、「3ヶ月以上、6ヶ月未満」が最も多く、「2ヶ月以上、3ヶ月未満」が続きます。

では、学習期間と合格率の関係を見てみましょう(自己採点平均合格率:84.4%)。

学習期間 合格率
6ヶ月以上 86.9%
3ヶ月以上6ヶ月未満 90.0%
2ヶ月以上3ヶ月未満 82.3%
1ヶ月以上2ヶ月未満 80.9%
1ヶ月未満 77.7%

「3ヶ月以上6ヶ月未満」の合格率が最も高い結果となりました。

学習期間と合格率の相関は、これまでも似た傾向があります。養成講座の修了時期との兼ね合いもありますが、3ヶ月は一つの目安になりそうです。

1ヶ月未満の場合には、だいぶ合格率が下がってしまう傾向がいつもあります。

次回試験合格を目指すみなさんへ

次の第28回のキャリアコンサルタント試験は、2025年3月2日に実施されますので、あと104日です(本稿執筆の11月19日を起算)。

本格始動にはちょうど良い時期です。

キャリアコンサルタント試験を目指すみなさんは、公私に及び、ご多忙な方がとても多い印象があります。

なかでも3月試験は年末年始を挟みますので、例年、正月が終わり焦ってスタートする方が非常に多いです。出来る時に、早めにスタート、出来る時に学び貯金をしておきましょう。

学習スタートにあたっては、必ずスタートページをご覧ください。学習方法確立のための試行錯誤を減らすことに繋がります。

よいかも、と思った学習姿勢や方法は、是非取り入れてみて下さい。

始めに何をするかは、まずは現在地を知りましょう。もちろん、ノー勉強で良いですから、過去問をやってみましょう。レベル的にもちょうどよい、第26回や第27回からやってみるのが良いでしょう。

なお、第27回の過去問解説を順次公開しています。

その後はテキスト&問題集を理解半分でも良いですから一巡させると、ご自身の得手不得手が明確になり、過去問解きも、知っていることと、知らないことのメリハリがつくため、対策に強弱をつけられます。

書籍も過去問も、一巡目ですべてをマスターしようと欲張らず、繰り返しで理解を深める方法をおすすめしています。過去問や問題集の問題などは自信を持って正誤判断ができるまで、2巡から3巡をさせましょう。

また、電車やバスでの移動時間には、合格問題集で1問、2問ずつでも良いですから、問題演習をするのも良いでしょう。

早めに習慣化させましょう

みん合サイトで試験対策情報を入手しながら、効率の良い合格作戦を組み立てていきましょう。

また、書籍や過去問で知識を確認しながら、知らないことを減らしていきましょう。

次回は、過去問の実施回数や合格率との相関に関するアンケート結果をお伝えします。また、皆さんからのご意見も、後日たっぷりと紹介します。

スムーズな合格には、情報と受験経験者からのノウハウ、ご自身に合った作戦も必要です。これらのアンケート結果をどうぞご活用ください。

合格目指して、ご一緒に、頑張っていきましょう。

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2級の学科試験は、国家試験と出題範囲は同様で、出題内容も非常によく似ていますから、国家試験対策の教材は、そのまま、12月の2級(1級)技能検定を受験するみなさんにもご活用いただけます。

学科試験対策のお伴に、是非ご検討ください。「テキスト&問題集」や「合格問題集」をお持ちではない方には、大変お得な書籍セットのコースもございます。

||書籍セットがお得です||

また、過去に会員だった方には割引制度もあります。新規でお申し込みにならないようにご注意ください。

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