ハローワークインターネットサービスのリニューアルの影響は?

2020年のスタートとともに、ハローワークインターネットサービスが大きく変わりました。

ハローワークインターネットサービス

1月6日のリニューアル後より、みん合☆の過去問解説においても、リンク先URL不明などのご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ございませんでした。本日までにリンク先や解説内容の修正を行いました。

そこで、今日はハローワークインターネットサービスの主な変更点と、キャリアコンサルタント試験の受験生が気になる試験への影響についてお伝えいたします。

ハローワークインターネットサービス・リニューアルのポイント

厚生労働省によると今回のリニューアルのポイントは下記になります。

・スマートフォン、タブレットへの対応

・求職者および求人者が「マイページ」を作成することができる

・求人票の掲載情報量が充実

そして、地味に困りますのは、トップページを含めURLの変更です。厚生労働省等の官公庁サイトでも、リンク先URLの変更が追い付いていないことが多いようです。

試験への影響について

キャリアコンサルタント試験では、ハローワークインターネットサービスの内容は実によく出題されていまして、これまでの全13回の試験で39選択肢分出題されています。試験に出るサイトとしては、ジョブ・カード制度総合サイトなどとともに、トップクラスの出典サイトとなっています。

なお、よく出題される内容は大きく分けると下記のようになります。

1.職業分類(厚生労働省編職業分類)について

2.雇用保険や雇用継続給付について

3.教育訓練給付金について

4.その他、サイト内で提供されている情報について

1から3については、リニューアル後も記載内容には特に変更はないものの、トップページから進むことはできず、サイトマップからたどり着きましたが、URLが変更になっていますので、みん合の過去問解説ではURLの修正を中心に行っています。

ただし、4については、過去問演習をする際に気を付けてほしいことがありました。

・これまでにたびたび出題されている、400種のPDFによる職業解説のページが今回無くなっています。⇒第13回問42、第4回問42に影響しています。

・求人情報検索における「検索条件」が変更されています。⇒第9回問46に影響しています。新たなサイトでの求人情報検索・一覧のページはこちらになります。

それぞれ、過去問解説では新しいサイトにおける取り扱いの差異などについて、注意書きをしたり、参照URLを変更しています。また、第9回問46は、今後の試験対策上は、もうやらなくて良いのではないかと感じています。

なお、今回のリニューアルで掲載が外されている、400種の職業解説PDFについては、今後の緊急メンテナンス等で追加される可能性もあると感じていますので、引き続き注視いたします。

最後に今回見直しを行った問題の一覧は下記になります。多くはリンク先の修正のみですが、一部、解説内容に修正を行っています。また、赤字の設問(第9回問46)は変更が多いため、やらなくても良いでしょう。

第1回問23、問39、問40

第2回問17、問39、問41

第3回問16、問42

第4回問26、問27、問42

第5回問44、問46

第6回問41

第8回問27、問46

第9回問46

第11回問45

第12回問44、問45

第13回問42、問46

先週末には、ハローワークインターネットサービスの緊急メンテナンスがあり、今後もしばらくはそれが予想されます。修正漏れ等が無いよう、引き続き確認を行いますが、もしも何かお気づきの点等ございましたら、恐れ入りますが、ご一報いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

             

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