試験対策必須の公的サイト
ジョブ・カード制度総合サイトは、ジョブ・カード制度の目的やその内容、作成方法の説明のほか、実際にジョブ・カードを作成する際の作成支援ソフトウェア等を利用できるサイトです。
↑「ジョブカードくん」というらしい。
以前にお伝えした試験に出るサイトランキングでは、第3位に位置する、試験によく出る公的サイトと言えるでしょう。もしもまだご覧になっていない、という方がいましたら、移動時間や隙間時間などに必ず目を通しましょう。と言いますのも、これまでに出題された問題の中には、サイトを見たことが無ければ、まず解けない問題も出題されたことがあるからです。
ジョブ・カードの目的、作成書類の種類、ジョブ・カード総合サイトで出来ること、出来ないことが主な出題内容になります。
そして、サイトの内容が2020年に変更されましたので、ご注意ください。
第16回試験対策上の注意点
2020年3月下旬から5月下旬にかけてサイトのリニューアルが行われ、具体的には下記の内容の追加と削減がありました。ご注意ください。
追加された内容
・これまでの職業スキルチェックに加えて、RIASECによる自己診断と価値観診断を行う機能が追加されました。内容はこちらをご確認ください。
・実践的能力証明シート及び活用マニュアルをダウンロードできるようになりました。内容はこちらをご確認ください。
実践的能力証明シートは、ジョブ・カード準拠様式(オプション的な位置づけ)の一つとして、資格だけではわからない専門知識や経験、スキルなどの実践的な職業能力を明らかにするもので、学校や企業において、就職、人事面談、人材育成など、キャリアを考えるシーンでの作成を想定しています。
なお、シートは、ホワイトカラー分野、IT分野、医療介護分野の3分野について、「学生・社会人(エントリ)向け」と「社会人向け」に分かれています。
実践的能力証明シートの作成の流れは、振り返りワーク(経歴一覧、ライフラインチャート、自身の「強み」、人脈マップ)を行った後に能力証明シート(職務・学習経験、注力した経験、発揮・獲得した能力、アピールポイント)を作成します。
無くなった内容
・ジョブ・カード総合サイトでのキャリアコンサルタントによるメール相談サービスは2020年3月をもって終了しました。
なお、メール相談サービスは無くなったものの、2020年4月以降は新設された、キャリア形成サポートセンター(旧ジョブ・カードセンター)において、無料のキャリアコンサルティングが行われています(2021年1月現在)。
ジョブ・カード活用ガイドを一読しましょう。
ジョブ・カードでの目的や出来ることを掴むには下記の活用ガイドを確認しましょう。活用ガイド紙上でRIASECによる自己診断や価値観診断を実施することもでき、キャリアコンサルティングの現場でも活用することができます。
ヨコ解きリンク
ジョブ・カード総合サイトの内容等が出題された大問(選択肢4つ分の問題)は、以下の通りです。第1~第12回の過去問解説は、みん合☆プラス会員限定となります。ログインしてご覧ください。
なお、第8回問34では、2020年3月で終了したメール相談終了の影響があります。
ジョブ・カード制度総合サイトに関する出題は、似たような内容が繰り返し出題されているのも特徴のひとつです。これらの過去問と上記の削除内容を確認しておけば、十分にできる対策をしたと自信を持ってください。
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