いよいよ、明日。
明日の天気は、全国的に概ね良い天気になりそうです(新潟県だけ心配な予報)。気温も程よい秋らしい陽気になりそうです。
ただ、各試験会場では、コロナ対策の換気のため、窓を開け、冷たい風が会場に入ってくる可能性もあります。
明日は面接試験はありませんから、服装は全くの自由です。ゆったりとした落ち着いた気持ちになれて、体感温度を調整できる服装で出かけましょう。
そして、持ち物を確認して出かけましょう。
明日の持ち物
受験票と、鉛筆(シャープペン)、消しゴムと、昼食や移動に必要なお金を忘れずにお持ちください。
なお、スマートウォッチをお使いの方は試験中は使用出来ませんので、普通の時計をお持ちください。また、試験会場の教室には、時計の設置がない場合もあるのでご注意ください。
持参する教材は厳選し、最後に確認したいものをお持ちください。これだけは覚えておきたい内容は、写真を撮っておいたり、スマホに録音をするなどして、移動時間に確認しましょう。
会場にはお早めに。
会場までの経路を確認し、時間には余裕を持って到着するようにしましょう。
到着後すぐに入室できれば良いのですが、入室時間まで待機が求められる可能性もあります。体が冷えない場所を探しましょう。
お手洗いは、各会場で女性用が大変混雑するようです。ご注意ください。
待機時間には、今日までにやり込んだ教材や、最後に確認しておきたい問題やまとめなどを持参して、頭の体操をして、心を整えましょう。超直前に見た内容が出た!ということは、意外とよくお聞きします。
まずは、静かに深呼吸しましょう。
学科試験では、論述試験に比べると、時間とのシビアな戦いはありませんから、まずは焦らずに、呼吸を整えましょう。
心を落ち着かせてから、問題用紙をめくりましょう。
なお、学科試験は問1からではなく、お好きな問題ゾーンから解いても良いですよ。問50から解くのも、ワタシ的にはおすすめです。
ただ、その際にはマークミスにはくれぐれもお気をつけください。
適切なものなのか、不適切なものなのか。
総仕上げ模試の解説でもお伝えしていますが、意外とうっかりやってしまうナンバーワンが、適切or不適切の問題文の指示の見誤りです。
試験当日の緊張感が成すものなのか、はたまた、人間らしさゆえか、人はついつい誤解や思い込みをしてしまうものです。
問題文の指示については、アンダーラインやしるしをして、一問ずつ、強く印象づけましょう。
選択肢の「であるorでない」もそうです。
また、「すべて/だけ(のみ)」「できる/できない」「しなければならない/することができる」といった表現に気を付けましょう。
人はどうしても思い込むものですから、指示や表現にはよく気をつけて、印などをつけましょう。
出鼻をくじかれないようにしましょう。
学科試験の問1は通常、試験範囲の「社会及び経済の動向並びにキャリア形成支援の必要性の理解」の内容が出題されます。
この出題範囲からは、時事的な問題が出題されることが多く、タイムリーな内容ゆえ、これまでに未出題の内容や資料から出題されることがよくあります。
その際には落ち着いて、持てる知識や経験からアプローチしましょう。
毎回、初見の問題は必ず、少なからずあるものです。
問1も、全50分の1問でしかありません。他の問題との配点の軽重(傾斜配点)はありませんから、くれぐれも、出鼻をくじかれないようにしましょう。
難問が出ても慌てずに、落ち着いて取組みましょう。
普段は弱気になってしまいがちな方も、明日は強気でいきましょう。勝負の日です。問1が難問ならば、ほかで獲得すれば良いのです。
毎回捨て問題はある。
標準的な難易度の回でも5問以上、難易度の高い回では10問前後、正解を導くことが非常に困難な問題があり、みん合では「捨て問題」と呼んでいます。
初出の内容でかつ、細かな内容が問われていたり、判断の決め手が見つからないような問題ですが、これは獲得できなくても仕方ありません。
明日は、35問を獲得すれば良いのです。
難問が続いて冷や汗をかいてしまいそうになったら、深く深呼吸をして、呼吸を整えましょう。
捨て問題もどきもあります。
一見、難しい選択肢が並んでいるように見えても、正答の選択肢のみは判断が易しい問題もあります。諦めずに検討しましょう。
35問は取れるように試験は作られている、と明日は思い込みましょう。
第4回、第9回、第17回のような特に難しい回であっても、合格した方は確かにいて、難回の合格者のみなさんも、みなさんと同じように準備をした結果であって、何か特別な指導などを受けていたわけではないはずです。
自分が受けた回が一番難しいと言います。
試験終了後にはよく、こんなお声が聞こえてきます。私が受験した回は、「今まで解いた問題で一番難しかった」と。
これは、実際の難易度や合格率とは無関係に、毎回のように聞こえてくるお声です。後日、公表された合格率が高い回でも、そうした声が多くあるものです。
きっと、過去問を演習する時と本試験では、その緊張感も、集中力も違うことでしょう。自信をもって答えることができない問題の迷いもあるでしょう。
冷や汗も出るものですが、深呼吸して落ちついて、問題に取り組みましょう。
問題には、易しいゾーン、思いやりゾーンもあります。
見直しはほどほどに。
そして、よくお聞きする声に、「迷いに迷ったあげく、答えを直さなきゃ良かった」があります。
一概には言えないのですが、指示の見誤りや、上記の「適切/不適切」のような明らかな誤解をしている場合を除いては、最初に出した答えに自信を持った方が良いのではないかと思います。
難問は、一度熟考して出した答えに賭けてみましょう。
迷い始めると…(汗)焦りにも繋がります。本問がもしもダメでも、他の箇所で35問を確保していく、と切り替えましょう。
解答の修正は慎重に。
そして、もしも解答の修正をする際には、マークミスにはくれぐれも気を付けましょう。また、最後の見直しは、内容の見直しというよりも、マークミスがないかをチェックしましょう。
ちょっと上から目線で。
試験問題にのみ込まれないようにするためには、ちょっと上から目線で試験問題を眺めてくることも有効です。
「あ、そこ出してきたかー!」とか、「あー、またこの理論家が出ている」などと、試験評論家目線で眺めてみるのも緊張防止に役立ちます。
落ちついて、35問以上を獲得してきましょう。
論述試験の注意点
午前の学科試験が終わりましたら、学科試験の答え合わせなどはせずに、論述試験に備えましょう。学科試験では35問を確保していると信じて午後を迎えましょう。
養成講座の仲間たちとも顔を合わせることもあると思います。学科試験のことは忘れて、お昼休みはリフレッシュ、リラックスをしましょう。
午後の論述試験でどのような相談者が登場するのかは、神のみぞ知ります。
これは、実務でも同じです。どのような来談目的で、どのような主訴を抱えて相談に訪れるのかを、落ち着いて待ちましょう。
出題形式の変化、問題の指示や問いの数などの変化があっても柔軟に落ち着いて対応しましょう。
くれぐれも制限時間には気をつけて、論旨や文章に自信がなくても、全ての問題に答えましょう。
また、無駄な減点を防ぐため、用語の指定などを守り、欄外には記入はしない、などの解答上の指示、ルールは必ず守りましょう。
論述試験で高得点を取るのは大変ですが、ベストを尽くせば、低得点にもならないと思い込みましょう。そのために、もったいない失点は防ぎましょう。
これは出来る工夫、努力と思います。
みんなで合格しましょう。
今日まで、それぞれの状況の中で、試験対策をしてきたのだと思います。
まだ間に合いますか?のお問合せはつい最近まで、多くいただきました。
それでも、それぞれのベストをつくし、合格ラインの35問をクリアして、学科試験、実技試験に合格され、キャリアコンサルタントとしての一歩を踏み出すことを願ってやみません。
みなさんのご健闘と合格を、心よりお祈りしています。
なお、みん合では明日6日の夜に学科試験の解答速報を公開する予定です。
自己採点に、どうぞご活用ください。また、解答速報では、自己採点結果や学習方法などのアンケートへのご協力を、どうぞよろしくお願いします。
みんなの合格を心よりお祈りしています。
みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験
原田 政樹
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