さぁ、面接試験
明日11日から、第22回キャリアコンサルタント試験の面接試験が始まります。
いよいよのデビュー戦ですね。クライエントのみならず、協議会やJCDAの諸先輩方との、はじめましての日になります。
私は実技は詳しくありませんし、指導するような立場ではありませんが、面接試験では、「初心と姿勢」が大切なのではないかと思っています。
はじめましてのご挨拶。みなさんも新人の方からご挨拶をされる時は、その人の初心と姿勢を見たく、知りたくなりますよね。
マインドを整えましょう
面接試験に挑むにあたり、先日の論述試験の出来の不安に包まれている方は、それを忘れましょう。
論述試験の自己採点は不可能ですし、考えれば考えるほど不安になってしまいます。ただ、思っていたよりも高得点を得ていることもあるものです。
論述試験は自信がない、という方も、合格ラインは確保していると思い込み、あとは面接試験次第で合格間違いなし、と強く念じましょう。
また、学科試験で悔しい思いをした方、自己採点で得点が足りなかったという方も、実技試験の評価は全く別です。
実技試験に合格できれば、次回は実技試験対策を考える必要はなく、学科試験対策に集中できます。学科だけならば、みん合で何とかなります。
初心と姿勢を大切に
デビュー戦なのですから、緊張するのは当たり前、上手でなくても当たり前です。
諸先輩方だって、実務での経験や勉強会で研鑽を繰り返して、少しずつ、行ったり来たりしながら、成長、熟達していくものです。
完璧な面談をしよう、などと気負わずに、ただ、クライエントの声に集中して耳を傾けましょう。
初心を思い返しましょう。
みなさん、それぞれ、キャリアコンサルタントになりたい、こんな風に活躍したい、という想いがあることでしょう。
その想いをいま一度確認しましょう。
気持ちを新たに面接試験に臨むことができるとともに、JCDAの試験では口頭試問でも役立ちます。
そして、クライエントに寄り添う姿勢は、養成講座や勉強会などで練習してきたと思いますが、まだまだ、これから経験や研鑽を経て、上手になっていくものです。
大丈夫!
いまはまだ、うまくなくても良いのですよ。
でも、その姿勢は表現をしてください。寄り添う姿勢を、かかわり行動で表現しましょう。
試験ですから、自分が主役と思ってしまいがちなのですが、試験でも、実務と同じ、クライエントが主役です。
リアルな相談者の初回面談だと思って、登場したクライエントには、好意的な関心を持ち、受容的な態度で接してきてください。
そして、その姿勢を、できれば、15分間きらさないで下さい。
また、それぞれの課題を思い返して、早口になってしまう、とか、言葉をかぶせてしまうといった、悪い癖などが出さないように気をつけましょう。
聴こえづらいときは恐れずに
最後に、試験に関する注意点ですが、マスク着用のため、クライエントの声が聞こえづらい場合には、「聞こえなかったので、もう一度お願いします」と我慢せずに伝えましょう。
それから、自分自身の声が小さくなっている場合には、試験官から「聞こえづらいので大きな声で」という指示があるはずですので、その際には慌てずに落ち着いて、ボリュームを調整して、大きめな声で伝わるかどうかを確認しましょう。その際には気持ち、ゆっくりめで伝えるのも良いでしょう。それにより、ご自身の気持ちも落ち着くでしょう。
初心を思い出し、寄り添う姿勢で。
特に練習を繰り返して、ロープレ慣れが出ている方は気をつけて下さい。
じっくりと、焦らずに、クライエントの声に耳を傾けてきてください。
結果はきっと、後からついてくることでしょう。
心身を整えましょう。
試験の前日は早めに就寝し、体調はなるべく良いコンディションに、気持ちも落ち着いた状態で、はじめましてのデビュー戦を迎えましょう。
カウンセラーの自己一致は、心身の状態が整っていると実現しやすいのではないかとも思っています。なーんて、難しいことは考えなくて良いですが、なるべく整えましょう。
もちろん、今夜はWBCの応援をするのも良いでしょう⚾
みなさまがベストを尽くし、合格することを、心よりお祈りしています。
引き続き、応援しています。
みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験
原田 政樹
追伸:学科試験のアンケートは、3月19日まで受け付けています。既に過去最高の700名を超える回答を頂いていまして驚いていますが、ご協力をありがとうございます。
まだの方は是非、どうぞよろしくお願いします。
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