今回解説を作成するにあたって、出題の根拠となる出典の確認を行いました。ざざっとカウントした結果は下記のようになりました。全選択肢200のうち、150の選択肢で判明しています。
出典の種類 | 選択肢数 |
日本マンパワー養成講座テキスト | 59 |
キャリアコンサルティング理論と実際4訂版 | 34 |
キャリアカウンセリング | 6 |
新版キャリアの心理学 | 3 |
キャリアコンサルタント倫理綱領 | 4 |
調査・報告書・官公庁WEBサイト等 | 44 |
判明した選択肢総数(全200選択肢中) | 150 |
出典からほとんどそのまんまの文章、語句での出題も多く見受けられましたが、ほぼかぶっているもの、良い感じでかすっているもの、程度の差は多少あります。
「養成講座のテキストから出てないじゃん!」とお思いの方も多かったと思いますが、これくらいは出ていました。後半に集中して出ていました。
ちなみに、養成講座のテキストに続いては、木村周先生の「キャリアコンサルティング理論と実際4訂版」からの出題が目立ちます。
必ずしも読みやすくはないのですが、これだけ出典とされていると、無視はできません。多くの選択肢で文言がそのまま、出ています…。同じ選択肢の文章が2回連続出題なんて、どうなんだろう…とも思いますが。参考書として読んでおいた方が良いと思います。
また、テキストや木村周先生の書籍以外からの、「能力開発基本調査」などの厚生労働省や、キャリア教育等に関する文部科学省の資料からの出題も目立ちました。
官公庁等の報告書等をくまなくチェックするのは大変ですが、それらの資料も含めて、おそらく出題カバー率ナンバー1といえるが、こちらの参考書です。
理論家から見ておくべき調査・報告書等まで、網羅性があります。ただし、箇条書きの羅列で、読みやすくありません。テキストとして使用するのはシンドイですが、資料集としては優れていると感じます。それから、とても高価です…(汗)学科試験に対してい万全を期したい方向けでしょうか。
今回の第2回学科試験では、スムーズに解ける問題(重要なポイントや常識的に解けてしまう問題)が、私が解いたところでは、28問ありました。あと7問プラスαをどこから取るのか?
理論家に強くなるのか、それとも白書、資料、報告書等を広くチェックしておくのか、いずれにせよ35問を確実に超えることが目標となります。
次回は今回よりも難しくなることはないと祈りたいのですが、試験対策を伴走していきますので、一緒に頑張っていきましょう。
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