ジョン・L・ホランドの理論

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ホランド理論の基本的な考え方

6つのタイプのうち3つの頭文字を合わせたもの=スリー・レター・コードという

これは性格を簡明に説明するもので、人はそれぞれが独自のスリー・レター・コードを持つ

スリー・レター・コードが表すものは、興味があり能力が発揮でき、価値観を満たそうとするもの

自分のコードと職場などのコードがマッチしているかどうか?

「人は仕事を通してその自己概念を表現しようとする(スーパーの理論)」と趣旨を同じくする

6つのホランド・タイプ 

ホランドは、人間のパーソナリティは6つに分けられ、環境も同じ6つに分類されるとした。

覚えてしまおう!
RIASEC(リアセック)順番も正しくマスターしよう!
文字 タイプ 内容・キーワード等
R 現実 道具、物、機械、動物。地に足、実践的。
I 研究 生物学、物理学、数学、化学、医学、学究肌。
A 芸術 言語、美術、音楽、創造的で発想自由。
S 社会 人に伝える、教える、手助けする、友好的。
E 企業 他人に影響、リーダーシップ、説得力。野心的、外交的。
C 慣習 情報を秩序立てて整理、責任感、信頼あり緻密。

・通常、3つの性格タイプの組み合わせで表す。これをスリー・レター・コードとよぶ。

6つのホランド・タイプの関連性

ホランド・タイプの一貫性

・六角形上で隣り合っている性格タイプや職務は、最も、よく似ている

 一貫性がある

・六角形の対角にある性格タイプや職務は、最も、かけ離れている

 一貫性がない

・1つ挟んで隣り合う性格タイプや職務は、中間的な関係になる(組み合わせていける)

ホランド・タイプの分化

・最も高いホランド・タイプと最も低いホランド・タイプの差を、分化という

・6つのタイプすべてが強く出たり(ハイ・フラット)、逆にすべてが低く出る(ロー・フラット)ことを、未分化という

自己理解のためのツールの開発

ホランドは、VPI職業興味検査を開発した。