動機づけ理論等【一問一答】
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動機づけ理論は働くひとの気持ちを理解するうえで大切な理論です。マズロー、ハーズバーグは特に概要を押さえておきましょう。なお、岡田先生の「働くひとの心理学」にわかりやすく詳述されていますが、下記の問題が養成講座テキスト等で対応できる場合には、必読とまでは言えません。
(全7問)
Q1.マズローは、人間の欲求を低次から高次へ6つに分類して欲求階層説を提唱した。
A1.×:低次から高次へ5つの分類をした。【岡田先生P23】
Q2.マズローの欲求階層説は、①生理的欲求、②安全の欲求、③所属と愛情の欲求、④自尊と承認の欲求、⑤自己実現欲求の5層のピラミッド型の階層で構成されている。
A2.○:なお、5段階の欲求は、大きく分けて欠乏欲求と成長欲求に分類される。【岡田先生P23】
Q3.マズローの欲求階層説において、自尊と承認の欲求は成長欲求に分類される。
A3.×:成長欲求は5つ目の自己実現欲求であり、自尊と承認の欲求は欠乏欲求に分類される。【岡田先生P23】
Q4.ハーズバーグは、職務満足や不満足を規定する要因として、動機づけ要因と衛生要因をあげている。
A4.○:衛生要因の改善は人の不満足を減少させ、職務満足は動機づけ要因の充足によって初めてもたらされるとした。【木村先生④P60、⑤P60】
Q5.ハーズバーグは衛生要因を高次の欲求、動機づけ要因を低次の欲求と捉えている。
A5.×:逆である。動機づけ要因を高次の欲求、衛生要因を低次の欲求と捉えており、マズローと共通する。【岡田先生P26】
Q6.SDT(自己決定理論)はマクレランドにより提唱された。
A6.×:SDT(自己決定理論)は、デシとライアンにより提唱された、動機づけに関する理論である。【ジルP37】
Q7.自己決定理論においては、就職活動の支援では統制的動機づけが持てるように支援することが必要である。
A7.×:統制的動機づけではなく、自律的動機づけが持てるように支援する。【ジルP38】
(全7問)