社会認知的キャリア理論
Check Sheet
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SCCTの基盤=バンデューラが提唱した三者相互作用の考え
①個人的要因(性別・人種、能力・思考)
②環境的要因(社会的・経済的環境)
③個人の起こす行動
レント・ブラウン・ハケットにより、自己効力感や結果期待、個人的目標の相互関係が追加された
自己効力感
=課題に必要な行動を成功裡に行う能力の自己評価
=できると思うこと。SCCTの理論の中で最も大切な概念。SCCTモデル参照。
自己効力感の形成に及ぼす要素
要素 | 内容 |
①個人的達成(遂行行動の達成) | 自ら成し遂げた経験。最も強い影響 |
②代理学習(代理的経験) | 他者の経験を観察。OB,OG訪問など |
③社会的説得(言語的説得) | 周囲の人からの励ましやサポート |
④情緒的覚醒(情動的喚起) | 生理的な反応。リラックスで前向き⇔不安や抑うつ |
結果期待
結果期待の分類
①物理的な成果 ②自己評価的成果 ③社会的成果
人が最も満足するのは、②自己評価的成果といわれる。
個人的目標
・特定の物事への興味関心⇒目標設定や行動、実際の達成にまで影響。
・物事の達成においては、個人的要因や環境要因が影響する。